関節がズキンズキンと疼く。
心臓の鼓動に合わせて、疼く。
どんなに頑張ってみても自己満足にすら達しない。
この暗闇に光が差し込むのはいつだろう・・・
朝、重たい身体をむりやり起こして
しっかり朝食をとり車に乗り込む。
車内ではいつものようにop-66が流れている
頭の中でリズムを刻む。
朝のラジオ体操は手を抜かない。
音楽に合わせて体を動かすのは好きだ。
中心軸は常に意識している。
ミーティングが終わった瞬間から時間との戦い!
集中力との勝負だ!なぜ?
一分一秒でも早く帰りたいから・・・
ダラダラと残業はしない
キリが良いところで「お疲れ様でした」と言い放ち
足早に車に乗り込む。
会社近くのコンビニで夕食を買い
口に頬張りながら帰路を飛ばす
アパートに着くなりバタバタと着替えてジムに向かう。
2時間みっちり汗を流したあとサウナに入って
身体をほぐす。
中心軸は常に意識している。
最近では食べても太らない体質が身に付いた。
代謝が上がっている
猫背もかなり改善された。
帰宅と同時に洗濯をする。
僕の中にはまだ少しだけ体力が残っている。いや、
意図的に温存させている。
さて、ここからが自分との戦い!
電子ピアノに向かう
何とか2時間を目安にかじりつく。
「中身が濃い練習を・・・」自分に言い聞かせる。
丑三つ時になると集中力が欠けてくる。
温かい布団へと身を沈める
時には甘い誘惑もあるが、丁寧にお断りをする。
テレビはつけない。社会情勢にも鈍い状況になる。
こんな生活はあまり好ましくないのは知っている。
長く続けてはいけない。
笑い方すら忘れてしまい、自分を孤立させる。
今の心境では魂を乗せた演奏すらできないだろう。
ほんの少しの休息の場がこのブログ。
沢山の励ましの言葉に救われる。
ただ、今はどうしても頑張らねばならない。
今は歯車に潤滑油を、丹念に注ぐべき時なのだ!
そう、潤滑油を馴染ませるのだ!
きたるべき時に、最高の回転ができるように。
僕はものすごく不器用な男である。 でも
機械の修理屋を土台とし社会経験を積み上げてきた。
泥臭いことは何でもできる。
そして、潤滑油の重要性を誰よりも知っている。
何度でも逆風に立ち向かってきた経験がある。
誰よりも沢山失敗してきた。
そんな経験をあざ笑うかのように
ピアノという世界の壁はとてつもなく大きい。
別にピアニストになりたいわけではない。
別に超絶技巧曲を弾こうなんて考えてはいない。
僕は潤滑油を丹念に注ぐ・・・
きたるべき時に備えて・・・
僕は想像を絶するほどの不器用な男である。
大丈夫。
ちゃんと自己管理はできている。
客観的にも見れている