こんばんは、yusuke#9です。

今回はInterface Builderの使い方を書きます。

Interface Builderというのは、iPhoneの画面周りの定義をするのに
使うアプリで、.xibファイルがInterface Builderのファイルです。

プロジェクト(Window-Based Application)を作ると
MainWindow.xibというファイルができます。
今回はこのファイルをいじっていきます。

MainWindow.xibをダブルクリックするとInterface Builder
起動します。

いくつかウインドウが起動するのですが、メインはこれです。
iPhoneでゲームとか作ってます-メインWindow

このウインドウはプロジェクト内のクラス定義との関連づけを示しています。

ここで少し、iPhoneアプリのクラスの関係性を説明しておきます。
ぼくの認識なので、ちょっと違うかもしれないです。
中心はUIApplicationクラスです。これは自動的に生成されます。
このUIApplicationdelegateという変数名のクラスを
持っています。このdelegateこそが、プロジェクトで生成した
**AppDelegateクラスで、このクラスに処理を定義することで、
アプリに挙動を与えていきます。
そして、この**AppDelegatewindowという変数名のUIWindowクラスを持っています。
このwindowがiPhoneに表示されることになります。
$iPhoneでゲームとか作ってます-関係性


要するに、UIApplicationdelegateを持っていて、**AppDelegatewindow
を持っている関係になります。
この関係性が、このメインのウインドウで既に関連づけられているのです。
File's Owner - UIApplicationという列をcontrolを押しながらクリックすると、
黒い画面が表示されます。
$iPhoneでゲームとか作ってます-黒1
このoutletsのところがdelegate - **AppDelegate となっています。

同じように**AppDelegateのほうも関連づけが定義されています。
iPhoneでゲームとか作ってます-栗2



では、次に画面を作っていきましょう。
Window - UIWindowの列をダブルクリックするとまっしろなウインドウが
表示されます。
iPhoneでゲームとか作ってます-白
これがiPhoneの画面になります。
では、ここに文字を表示させようと思います。

もう一つLibraryというウインドウをを探してください。
なければ[Tool]>[Library]をメニューから選んでください。
iPhoneでゲームとか作ってます-Library

で、このLibraryウインドウで、Labelをウインドウの上にドラッグすると、
Labelが組み込まれます。
組み込まれたLabelをダブルクリックして文字を"Hello"に変更。
(文字は何でもOKです。)
iPhoneでゲームとか作ってます-説明


とりあえず、この状態をアプリに表示させてみます。
Xcodeに戻って、ビルドと実行をします。


iPhoneでゲームとか作ってます-実行
作った画面が表示されればOKです。

今回はここまで!
ではでは。