11月4日 | notitle

11月4日

11月4日。

この日は親父の命日。

墓参りに行ってきました。


親父が眠るのは大阪が一望出来る山の中。



この時期になるといつも以上に想い出す。

今日の自分の頭の中を書きます。


14歳の時に親父が他界して

あの絶望の日から今日でもう14年。

自分の過ごしてきた人生の半分が過ぎた。

あの日がなかったら今の自分はこうしてここにはいないだろう。

今となっては親父が身をもって教えてくれたことに感謝さえしている。

でも同時に、あの日がなかったらとも強く想う。



「お前はやりたい事をして生きろ。ただ、やると決めた事は貫き通せ。」


今でも憶えてる親父が小学5年生の時の僕に言った言葉。


やりたい事、やってるで。

折れそうになる時もあるけど、筋通して生きてるで。



もし28歳になった息子を見たらなんて言うやろうって考えた。

きっと、

「まだまだワシには勝てんな。出直してこい!」

やろな。


言って欲しいわそんなこと。



先日、兄貴にこれやるわお前が持っとけ、と親父の手帳を貰いました。

その中には、14年前の事故現場で拾い集めた、

親父の髪の毛が大切に保管されていました。


こんなに時間が経ってても、あの時のまま。

今、姿があるだけでも愛しい。

なんとも言葉に出来ない想いでした。



人間は忘れっぽい生き者。

忘れることで救われることもある。

でも忘れちゃいけないことがある。

大切な人との記憶。

故人は会えないけど、想う事でずっと心に生きる。

忘れない為に、日本にはお盆や命日があると思うんです。

そしてその度に、自分自身は生かされてると実感するんです。




なんか、重たい感じの記事ですみません☆




皆さんのご両親はご健在ですか?

疎ましくしていませんか?

その気持ちも分かるけど、大切にして下さいね。

親孝行、したい時には親はなし。

明日何が起こるかなんて誰にも分からない。


当たり前のようにいることに感謝して下さい。


当たり前のようなことがとても幸せなことやからね。






さーて、自分があの世に行く時に面白い土産話をする為にも

また明日からも頑張りますかぁ~(o^-')b



最後まで読んでくれてありがとう☆