どくろ | notitle

どくろ



9日日曜日、新・ABCホールにて

「どくろ」を観に行きました。


この公演は、あさの@しょーいち堂開店記念公演で、

キャスト、スタッフ、皆さん気合が入っておりました☆


「True Colors」にも出演する、

マイケル・ステューバーさんや発起塾の方々も出演していました。


内容は学園大河ドラマで、

校庭の裏庭から「どくろ」が見つかり、

その発見者の生徒が行方不明になるという始まり。

起承転結の起の部分ですでに色んなネタが散りばめられていて

繊細に創ってるなぁと思いました。


所々で舞台全面にスクリーンが現れ、映像を

挿んだり、ダンスやたちまわりにスローモーションなど、

観ていて飽きの来ない演出で、すごく面白かったニコニコ


中でも今回、1番のお気に入りのシーンがあって

第六感的な話だけど、

主人公が人の傷や血に触れると、

その人の心の痛みが聞こえてくるというシーン。




リストカットをした生徒のいじめられて罵倒される声。


いじめてる生徒は親からの疎外感や売春のやりとりの

単調な声。




なんていうか、

中々表に出せない

本当は人に解って欲しい自分の弱さ、辛さを、

見繕った自分の姿のまま、心の傷を丸裸にしてしまう。

そんな感じのシーン。


なんかすごいその生徒の人間味が感じれて心に響いた。



いじめられる方は弱い、いじめてる方も弱い。

人間一人一人は弱い。


だからその弱さを補うために寄り添うんやろうね。

「人」の字の如く、支え合って生きているんやろうね。




でもその寄り添ってる人が突然いなくなったら・・。

自分の大切な人が理不尽に命を絶ったら・・・。


あなたならどうしますか?



僕は耐えれません。



きっと主人公と同じ様に

悪魔に魂を売ってしまうかも知れない。



・・・。


この作品のメッセージ性に

色々考えさせられました。

自分の日常の周りにある、極々平凡なモノ。

そのいつもながらの風景がそこにある事が

本当に幸せな事だなと思いました☆






心に伝わる良い作品でした!

また次回に、「どくろ2~雷電~」を公演すると告知してました。

興味のある方は是非どうぞヾ(@^▽^@)ノ