今日で東日本大震災から6年の経ちました。
自分は震災後岩手県で活動をさせて頂いていました。
その時に多くの方々と交流していく中で、忘れないで欲しいという言葉を多く聞きました。
年々被災地で活動する人たちが減っていっていたのが現状だったからです。
それと、震災当時就職活動のためにボランティア活動を1度して、また来ると言って来ない人達がほとんどで、それによって子供たちもこころに傷を負っていたことも活動していく中で知りました。
ある子から、帰り際にまた来るねと言ったら、そう言ってみんな来ないと言われました。
まだ当時小学2年生くらいの子です。
その時自分は連絡先を渡し、いつでも連絡しておいでと言ったらすごく嬉しそうに、大事そうにその連絡先の紙を見つめていたのが印象的でした。
その後何度か行っていると帰り際も呆気ないくらいさっぱりするようになり、信じてもらえたんだと思いました。
現状自分もなかなかその後行けておらず、一緒に行っていた友人たちとも会うたびに、みんなに会いに行こうと話してきたのですが、時が経ってしまって申し訳ない気持ちで、こんなことを言える立場ではないかもしれません。
でも、必ずまたみんなに会いに行きます。必ず。
近く必ず会いに行きます。
そしてみんなに届くように俳優としても一層がんばらねばと思います。
1度関わった以上一生をかけてその関係を大切にして欲しいです。
自分もそうしていきます。
忘れず想うことは力になると思います。