パートナーシップ契約や遺言、任意後見契約、死後事務委任契約…。

 

同性カップル向けの情報を調べていると、いろいろな名前が出てきて、こう思う方も多いはずです。

「正直、どれを選べばいいのか分からない」
「自分たちで“必要なものだけ”選ぶなんてムリじゃない?」

この感覚は、ある意味とても自然です。


本来、専門家側がやるべき「設計」の仕事まで、当事者が背負わされてしまっている状態だからです。

 


そもそも「どれにするか」を決めるのは、あなたの仕事ではない

私のサポートでは、


「パートナーシップ契約だけ」「遺言だけ」といった単発メニューは受けていません。

 

 

それは、

  • 書類を1枚ずつ“バラ売り”しても、本当に守りたいところが守れないことが多い

  • 全体像を見ないまま部分だけいじると、かえって危ないケースもある

と感じているからです。

 

その代わりに、

「どれを選ぶか・どれを削るか」を決めるのは、
依頼者ではなく 専門家側の仕事 だと考えています。

あなたにやっていただきたいのは、

  • 今いちばん不安なことは何か

  • どんな将来の場面が怖いのか

  • 親やきょうだいとの距離感はどうなっているか

といった「正直な不安」と「こうなってほしい」という希望を、そのまま話してもらうところまでです。

 


サービスは最初から「包括パック」前提です

私のサポートは、最初から

パートナーシップ契約/遺言/任意後見契約/死後事務委任契約 などを、
一式まとめてオーダーメイドで設計・作成する「包括パック」

としてお受けしています。

 

「全部同じセットを強制する」という意味ではなく、

  • お二人の状況

  • 不安の強い場面

  • 親族との関係

を踏まえたうえで、

そのカップルに本当に必要な書面だけを選び、
一連の流れとして機能するように組み合わせる

というイメージです。

 

なので、依頼者側で

  • 「これは外していいですか?」

  • 「うちはパートナーシップ契約だけで」

メニュー単位で取捨選択する前提ではありません。

 

むしろ、

「どこまで守りたいか」「何がいちばん怖いか」を出してもらえれば、
あとはプロ側で“抜けのない一式”に組み立てる

というスタイルです。

 


「全部整えないと意味がない?」への答え

前の記事のテーマだった

「パートナーシップ契約や遺言、全部整えないと意味がない?」

というギモンに対して、私が一番お伝えしたいのはこういうことです。

  • 「全部」というのは、世の中にある書類を 片っ端から全部やる という意味ではない

  • あなたたちの状況を守るのに必要な“一式” を抜けがないように設計する、という意味での「包括」

そして、

その取捨選択と設計を、
依頼者本人ではなく専門家側が責任を持って引き受ける──

それが、この包括パックの考え方です。

 


▶ 「どれを選べばいいか分からない」同性カップルの方へ

 
  • どの契約を選ぶべきか分からない

  • とりあえずネットで見た名前だけが頭に残っている

  • 「必要なものだけ選んでください」と言われるのが、むしろ負担に感じる

そんな段階のご相談からでも大丈夫です。

 

「不安」と「こうなってほしい」という本音を出してもらえれば、あとは専門家として、必要な一式をオーダーメイドで組み立てていきます。

 

(現状、新規でのお申し込み受付は停止中です。もうしばらくお待ち下さい)