今はラブラブなのに、別れの話なんて…?
そう思われる方もいらっしゃるでしょう。
でも、絶対に別れないなんて言えないハズ。
つまり「もしも」の為に、揉めない「出口戦略」を法律的に整えた契約が必要なんですよ。
パートナーシップ契約や法的な備えに興味があっても・・・
「今は仲もいいし、別れの話なんて縁起でもない…」
と感じてしまい、“もしもの時のこと”を話しづらい方も多いと思います。
実際のご相談でも、
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ずっと一緒にいるつもりだから、別れのことは考えたくない
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別れた時の話なんて切り出したら、相手を不安にさせてしまいそう
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そもそも、別れたら契約ってどうなるの?
という声をよく伺います。
「別れを願っている」から決めるわけではない
ここで大事なのは、
「別れたいから」ではなく、
「もしそうなった時にも、お互いを守るために」決めておく
という発想です。
たとえば、関係が変わったときに
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一緒に買ったものや家財をどうするか
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それまでの生活費の負担をどう見ておくか
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契約そのものをどうやって終了させるのか
が何も決まっていないと、感情的にしんどいタイミングで、ゼロから全部話し合わなければいけません。
一方で、元気なうちに
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契約をやめたいときは、どういう手続きでやめるのか
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そのときに、お互いが一番傷つかない形はどんな形か
を話し合って決めておけば、
「うまくいかなかった場合の、自分たちなりの“着地の仕方”」
をあらかじめ用意しておくことができます。
「出口」を決めておくことも、予防法務の一部
法的な備えというと、
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病気・事故のとき
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どちらかが亡くなったとき
をイメージしがちですが、
関係が変わったときに大きなトラブルにしない
という意味でも、「出口のルール」は大切な予防になります。
私のサポートでは、
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今はどんな関係性で
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どんな未来をイメージしていて
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それでももし形が変わることがあったら、どう扱うのが一番フェアか
といったところも含めてヒアリングし、
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パートナーシップ契約
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遺言
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任意後見契約
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死後事務委任契約 など
必要なものをひとつの流れとして設計する包括パックとしてお受けしています。
「別れのことなんて、どこまで決めておくべきなのか?」も、その中で一緒に整理していきます。
▶「ずっと一緒にいたい」からこそ、出口も決めておきたい方へ
このブログでは、同性パートナーのお二人が
「今は仲が良いからこそ、
いざという時にもお互いを守れる形を決めておきたい」
というときに、どんな点を話し合っておくと良いのかを分かりやすくお伝えしていきます。
お二人に必要なものをまとめて設計・作成する包括サポートも行っています。
何かあったときに思い出してもらえる
「かかりつけの専門家」として、お役に立てればうれしいです。
