パートナーシップ契約や法的な備えに興味はあるものの、

「実際にトラブルになってから、
 そのとき考えればいいかな…」

と感じている方も、少なくないかもしれません。

実務の現場では、

  • 親族とパートナーの間で、感情的な対立が起きてしまった

  • 病院や施設の場面で、誰が判断するのかでもめてしまった

  • 手続きのやり方をめぐって関係がギクシャクしてしまった

といったご相談をお聞きすることがあります。

こうした状況になってからですと、
できる対処にはどうしても限界が出てきます。


「起きてから対処」ではなく、「起きる前に備える」

そこで大切になるのが、

トラブルが起きてから動くのではなく、
起きる前に備えておく「予防法務」という考え方

です。

同性パートナーのケースでよく問題になるのは、

  • 病気や事故のときに、誰がどう決めるのか

  • 自分が先に亡くなったあとのお金や住まいをどう守るのか

  • 親やきょうだいとの関係を、できるだけ穏やかに保つにはどうするか

といった「将来、もめやすいポイント」です。

これらを事前に想定し、

  • パートナーシップ契約

  • 遺言

  • 任意後見契約

  • 死後事務委任契約 など

必要な書面を前もって整えておくことで

起きてから「どうしよう…」と悩む時間を最小限にし、
残されるパートナーや家族の負担を軽くする

ことができます。


「将来の関係性」を守るための準備でもある

法的な備えというと、
どうしても「お金」「手続き」のイメージが先に立ちますが、

実は一番守りたいのは、
その後も続いていく“人間関係”そのもの

だと感じています。

  • きちんと話し合ったうえで書面にしておくことで、
    後から「そんなつもりじゃなかった」が減る

  • お互いの希望を早い段階で共有しておくことで、
    親やきょうだいとの橋渡しもしやすくなる

こうした意味でも、「予防法務」は
同性パートナーのお二人にとって大切な考え方だと思っています。


▶ 予防法務の視点で、必要な書面を“まとめて”整えたい方へ

このブログでは、同性パートナーのお二人が

「トラブルになってから慌てるのではなく、
 その前にきちんと備えておきたい」

というときに、
どの場面で何が問題になりやすいのかを分かりやすくお伝えしています。

個別の契約書1通だけではなく、

  • パートナーシップ契約

  • 遺言

  • 任意後見契約

  • 死後事務委任契約 など

お二人に必要なものをまとめて設計・作成する包括サポートとしてお受けしています。

 

「うちの場合、どこが一番“もめやすそう”か整理したい」
という段階のご相談でも大丈夫です。

 

不安やモヤモヤを一人で抱え込まず、必要なタイミングで専門家として頼っていただけたら嬉しいです。

 

(とは言え、現状、新規受け付け停止中なので、もうしばらくお待ちくださいね)