山陽で開催されたG2若獅子杯は、佐藤摩弥選手の優勝でした。
佐藤選手おめでとうございます㊗️
いやぁ、圧巻のレース展開でした。
1号車からのトップスタートはまさに注目通り、先頭に立ってからの逃げも3.337のタイムで、誰も寄せ付けませんでした。
まるで周平か圭一郎が走っているかのように錯覚してしまう程の圧勝でした。
今回の若獅子杯では、先に書いたように周平、圭一郎と共に3強と呼べるくらいの走りを見せてくれましたね。
昨年のスーパースターでの活躍をもってすれば予測はできたことですが、まさに絶好調です。
今日のレースも、もしも周平や圭一郎が乗っていても、内枠2号車から4号車までにいなければ、サトマヤが勝ち切っていたのではないかと思える走りでした。
良さんが感じているのは、現代オートレースにおける若手の成長の速さです。
昭和の頃も強い若手は出ていましたが、全体のレベルが上がった気がしています。
昭和末期も若獅子杯が開催されていましたが、そこに片平が斡旋されると、まるで高校野球にプロ野球選手が一人紛れ込んだような感じで、負ける訳がないという印象でしたが、今はSG覇者の周平や圭一郎が走っていても、車券的にも勝負になる選手が多数います。
デビューして一流選手と呼ばれるようになるまでの期間が短くなった気がしています。
バイクそのものの革新や、タイヤ、走路の革新、さらには養成所における教育内容などが変わったことと、全くの素人から育成される選手に混じって、オートバイ経験者が多数入ってきたことが、現代オートレースのレベルアップになっていると思います。
このことの先駆けは、昭和の超一流選手だった川口四天王の一人、阿部光雄元選手が、自分の息子を英才教育して、世界的な一流選手ノリックこと阿部典文選手を育て、その関連から青木治親という一流ロードレーサーをオートレースの世界へ導いたことが始まりだと記憶しています。
オートレースの歴史では、常にその時代を代表するような選手を輩出してきました。
圭一郎、周平と共に、サトマヤも現代オートレースを代表する選手であることは、皆さんも異存ないのではないでしょうか。
遠い昔に女子レーサーが活躍した期間が短いながらもあったと記録されています。
その中に岡本七恵選手がいて、男性顔負けのレースをしていたそうです。
さすがの良さんも現実に見たことはありませんし、記録動画も見ていません。
でも、記録上は今のサトマヤに匹敵するかのように書かれています。
ちょっと見てみたい気がします。
その頃はダートですので、今のオートレースとは全くと言って良いくらい別物でしょうが。
いづれにしても、サトマヤはオートレース界の宝です。
今後の活躍を期待してやみません。
もしかしたら今年、サトマヤがSGを一本取るのではないか、そんな期待を抱かせてくれる内容の優勝でした。
おめでとうサトマヤ❗️
それでは、良さんでした。