今日は、狙って取れる典型的な穴レースがありましたので、ご紹介します。
それは、伊勢崎ナイターの最終12レースでした。
人気は、当然のように清太郎と貢から。
2連単は78で4.3倍、87で2.1倍でした。
注目すべきは貢の試走タイムです。
動くときの貢は、もちろん一番時計が多いのですが、同ハンに一番時計を譲っても、時計の差は0.01か0.02まで。
今日のように、清太郎の3.30に対して、貢が3.33と3つも悪いとは、貢が消えるときの典型的なパターンです。
貢は試走も真面目に全力で走るタイプですので、車が不調のときは試走タイムに表れます。
貢が清太郎より3つも悪いとは、よほど良くないと見るべきなのです。
同じ傾向は、池田政和、松尾啓史、浦田信輔にも言えますが、貢が一番顕著に出る選手です。
貢が消えると仮定したとき、清太郎はアタマの可能性が高く、ゼロハン関はタイム的に苦しく消し、白次も片野にスタートほぼ行かれるし、捌きもないから消し、栗原も50mの標的になり、タイム的にも苦しい。
残るは、20mから先手の逃げに持ち込める笠原、30m先行必至で笠原を追う片野、50mインなら先行ほぼ行ける岩田が2着3着候補となります。
第10レース、第11レースと最重ハンの追いが効いていましたので、もしも清太郎がスタート失敗した場合を考えると、アタマ候補は清太郎と岩田としたいです。
そうすると、買い目は
68-2368-2368
清太郎が2着まで来ないことは考えにくいですので、最重ハンが早めに前を滅多斬りしたときの貢の3着を抑えて、
68-68-7
これで充分となります。
結果は、笠原先手を30m先行の片野が交わし、50mインから先手の岩田が早めに前を追います。
貢は岩田に続いてスタート出たものの、道中ひと滑りで最後方へ。
清太郎は貢のひと滑りに乗じて前を追う態勢に。
片野が頭立ちも、岩田がインから差し切って先頭へ。
清太郎もスピードに乗った捌きで、片野まで差し切って2番手へ。
このままかと思いきや、最終4コーナー立ち上がりで車をインに向け、ゴール前差し切って1着入線。
863で22,440円付きました。
683なら59,920円という超穴だったんですが。
おさらいです。
高橋貢という選手は、本当に真摯な走りをします。
試走も全力で走ります。
だから、ほとんどのレースで試走一番時計を計上して、一番人気になります。
そんな貢が試走で目立たない、今日のように一番時計の選手から3つも悪い試走をするなんて、一つの異変です。
貢がそんな試走のときは、他の車との比較はどうであれ、消して考えるのもひとつの方法であるということです。
貢がこんな試走をすることは滅多にありませんが、今後も狙ってみる価値はあります。
浦田くんや、松尾、池田にも当てはまりますので、狙ってみて下さい。
それでは、良さんでした。