飯塚のオーバルチャンピオンカップは、地元の有吉辰也選手の優勝でした。
有吉選手、おめでとうございます㊗️
レースは、10mインから注文通りのトップスタートで、ゼロハン2台を喰って出るという、これ以上ない展開に持ち込みました。
さらに、試走一番時計の貢が、スタートで8番手、永井のカマしも決まらず、有吉、田中進、鐘ヶ江、佐久間となり、5番手となった桝崎が、2コーナー立ち上がりでタイヤを滑らせ、外にいた荒尾と永井を巻き込んでの落車となりました。
貢はスタート遅れて8番手だったのが幸いし、インコースを走っていたので難を逃れましたね。
それ以降は、有吉が2番手の鐘ヶ江を引き離し、最後方の貢がどこまで有吉に迫るかが興味の対象となりました。
さすが貢は3.27の試走まで車を仕上げていましたので、周回ごとに番手を上げ、残り5周で2番手に上がりましたが、有吉との差は縮まらず、有吉はそのまま独走のゴールとなりました。
去年の山陽以来のグレードレース優勝ですね。
有吉は相次ぐ落車の影響で長く調子を落としていますが、全盛期は全国トップ10にも数えられる実力者ですので、優勝は全く不思議ではありません。
今日の放送の中で、MCが落車があって有吉も不本意な優勝というコメントがありましたが、そんなことは全くありません。
落車に巻き込まれた荒尾と永井は、スタート行けなかったから巻き込まれたのですし、落車を避けることもテクニックのひとつだと思います。
また、仮に落車がなかったらどうなったかを想像してみても、荒尾や永井が上位に入っていたとは思いますし、貢ももっと苦労したとは思いますが、有吉の逃げには誰も届かなかったと断言できます。
全国ランクからいけば、有吉より鐘ヶ江がインコースなのではと不思議に思ったりはしましたが、あのスタートならどこからでもトップスタートが切れる、素晴らしいスタートでした。
有吉には完全復活を期待します。
問題は、冷えた走路のスピードレースに対応できるかという点です。
浦田くんのスランプが長期化している現在、荒尾がエースでは心許ない。
篠原そして有吉、茂にも頑張って飯塚を盛り立てて欲しいと思っています。
サトマヤも今日はスタート行けず惨敗でした。
全国のS級上位にスタート先に行かれると、捌き上げるのはまだ無理です。
捌きを覚えるのも大事ですが、勝つためにはサトマヤの長所であるスタート力をもっと磨いて、どこからでも同ハントップスタートが行けるようになる方が早道ではないかと思います。
いづれにしても、サトマヤはオートレース界の華です。
頑張って下さい。
それではまたご一緒に楽しみましょう。
良さんでした。