今年は川口と浜松で正月開催がありました。
川口は黒川選手の初優勝。
1級車乗り換わりで、最初の開催で優勝。
今後の活躍が期待されますね。
浜松では木村享平選手の優勝でした。
木村選手は典型的なスピードレーサー、逃げに持ち込めば、ちょっとやそっとでは捕まりません。
優勝戦もスタート先行から、3.358の逃げ。
圭一郎でも、3.33秒台が出ないと捕まえ切れません。
冬場のオートレースは、後ろの追い込みが基本ですが、近年では前の選手もタイムが上がり、単騎逃げが得意な選手の場合は逃げ切りも検討しなければなりません。
奇しくも正月開催は、2場ともに逃げ切りで決着しました。
さて、10日からは伊勢崎で、G1シルクカップが始まります。
伊勢崎レース場の開設記念ですね。
シルクカップは昔から、最重ハンの強豪が勝ち切る印象が強い開催です。
今年も全国から強豪が斡旋されています。
迎え撃つ地元は、貢、周平、清太郎の3強が軸になります。
遠征も粒揃い。
川口からは永井、中村、若井、池田。
浜松は圭一郎、貴也、金子。
飯塚は浦田、荒尾。
山陽は飛竜。
川口からは正月開催優勝の黒川も斡旋されています。
重ハンが捌いてくるスピードレースを期待しますので、雨や雪は勘弁して欲しいところです。
シルクカップを予想する上で、皆さまにヒントを一つ。
先ほど書いたように、シルクカップは基本後ろの追い込みが強いです。
しかし、号車で言うと678のボックスのように、重ハンだけで決まることは稀です。
各地のレース場で、678で決まる確率が飛び抜けて高いのは浜松。
一番低いのは山陽。
理由は明確には分かりませんが、過去のデータはそう指し示しています。
伊勢崎の傾向は、前半レースに前残りが多いこと。
ゼロハン単騎に3着まで残る傾向が強いこと。
そして、後半レースで穴が出るときは、半端ない穴になり易いことです。
ですので、普段はアタマ固定から流す車券戦術をお使いの方も、買目は増えてしまいますが、シルクカップはボックス車券を多用することをお勧めします。
さらに、伊勢崎の冬場は、前を捌くテクニックが、普段にも増してモノを言うレース展開になり易いです。
従って、勝ち味が遅い選手、インに入るのを躊躇するイメージがある選手、捲りを多用する選手は、冬場の伊勢崎では活躍できません。
レース予想する上で、そんな選手は遠慮なく叩き切って結構です。
さあ、今年最初のG1、楽しみですね。
それでは、良さんでした。