川口は3日目も湿走路でしたが、前日とは違い乾きながらの走路でしたので、外よりも内が効く走路となりました。
浦田くんや高橋貢といった大駒が脱落する中、地元のベテランが持ち味を発揮しました。
中でも秀逸だったのは、篠崎実、金子和裕の師弟コンビでした。
7Rに出走した篠崎は、10m前大外からトップスタートを切り、すぐに頭に立っての逃げ。
後ろから大木が捌き上げ、篠崎のケツに付けましたが、こんな中途半端な走路でのミッキーのコース取りは絶品!
いくら大木がインを突いても入れず、無理に突っ込もうとしたら滑り、大きく下がりました。
まるで往年のミッキーを見るようでした。
続く9Rに出てきた金子和裕は、もちろん雨巧者ではありますが、試走タイムは3.63とケツから2番目でした。
しかしゼロハンからスタートを決め、逃げに持ち込むと、インコース一本道を外さず走り、後ろを完封!
清も飛竜も中村雅人も、なす術なく逃げ切られました。
いやぁ、面白いレースでした。
さて、準優勝戦です。
明日の天気予報は晴れ、従って晴れ走路で予想します。
9Rは10mオープン、ここはサトマヤのトップスタート濃厚です。
しかし、初日の晴れの走りはイマイチ、2番手濃厚の鈴木清ももうひとつ。
ここはやはり金子大輔でしょう。
2着候補は試走出した場合の内山か若井、あと怖いのは松山の一発です。
8から674、あとはサトマヤの2着3着残りが妙味ですね。
10Rは混戦が予想されます。
大月はスタート残し、10mは平塚、掛川、平田、黒岩のスタート争い、岡部と山田は後手を踏みそうで、佐藤貴也の位置どりがポイントになります。
仮に内から順に出たならば、掛川よりも前にいる大月と平塚がアドバンテージを取ります。
これに割って入る脚は、佐藤と黒岩でしょう。
1-2-8のボックスと、1-2-5のボックスを買いたいです。
あとは試走一番時計の選手を絡めたいです。
11Rは4号車から外の戦いでしょう。
金子、篠崎の師弟コンビは、タイム的に苦しそうです。
篠崎が金子に逃げさせて、後ろを封じることに全力を掛ければ、金子の残り目がありますが、ちょっと難しそうです。
重富と角南はスタート遅れそうで、森谷も晴れではちょっと?
ならば、6-7-8のボックス、これに金子と角南を3着固定でいきたいですね。
最終12R、増田と古木は、晴れでこのハンデでは苦しいです。
実質最インの山際に、青島が続く展開が予想されますが、ここは地元大将格の永井を信じましょう。
斎藤は一時ほどの好調さは見えません。
ならば飛竜のスタート一発?
これも永井に行かれる可能性の方が高そうです。
結局、永井から行くなら、山際と青島の2着3着に、飛竜と斎藤の3着抑え、こうなりますよね。
川口の記念準優勝戦は固めで決まるのが定説です。
良さんの予想を参考に、直前試走タイムを見て買って下さい。
それでは、良さんでした。