今日はオートレースにおける格言について書いてみます。
格言と言っても、過去のデータの積み重ねから来ていますので、かなり予想に役に立ちます。
格言その1
ロングハンデは前が絡む
60mを超えるロングハンデの番組では、ハンデが後ろの3台が1着2着3着になることは、まずありません。
必ずと言っていいくらい、30mより前の選手が1台絡みます。
どんなに試走タイムに差があってもです。
50m以上のハンデラインからスタートする場合に、コーナーを通常よりも1回多く回らなければならないので、それが影響するのかもしれません。
格言その2
最重ハンデ2台は両立しない
ハンデ構成上、最重ハンデに2台だけ並んで追うレースは、その2台で1着2着になることは稀です。
良さんの経験上も、内1着外2着は記憶にありますが、外1着内2着は成立しにくいように感じます。
外に行かれた場合、内の選手に諦める気持ちが出るのかもしれません。
昭和の時代、川口の四天王、篠崎実と且元滋紀が2台最重ハンで並んだ時は、篠崎1着且元2着はあっても、且元1着篠崎2着はありませんでした。
格言その3
迷った時には試走タイム上位者に行け
2台の内の1台を切り捨てようとして迷った時は、試走タイムが良い方を残せということです。
オートレースのデータをトータルで見た時は、やはり試走タイム上位者が先着することの方が多いということです。
格言その4
突然の雨が降ったら、最低1レースは見送れ
ご存知の通り、オートレースにおいて晴走路通り雨走路は全く別物です。
晴タイヤを履いて雨走路を走る場合、晴走路で計測した試走タイムは全く関係ありません。
大穴が出るのも、こういうケースが多いです。
穴目を少し買って、様子を見ましょう。
格言その5
ゼロハン単騎に、アタマあっても2着なし
ゼロハンで逃げる選手は、一旦後ろにやられると、ほとんどの場合はズルズルベッタン、3着にも残らないことが多いです。
試走タイムが良く、10m後ろにも大した選手がいないとき、買うならアタマで買いましょう。
買わないなら叩っ切る、それがゼロハンというものです。
この他にもたくさんありますが、またの機会に。
それでは、良さんでした。