川口一般戦の準優勝戦が終わりました。
ほぼ順当に雨巧者が優出しましたね。
川口の雨走路は、中バンクの一本道になりやすく、どうしても先行した選手が有利になります。
さて、標題の雨走路での試走タイムについてです。
試走は、晴れ雨にかかわらず、練習走行を3周行い、そのうちの3周目が計測されて公式発表されることはご存知の通りです。
晴れ走路での試走と、雨走路での試走との大きな違いは、選手ごとに走るコースが違うということです。
晴れの場合は、ほとんどの選手がインコースを走り、中バンクや外を使って試走する選手は、ほぼいません。
従って、発表される試走タイムは、トップ引きの1号車を除いて、そのまま推理データとして使用できます。
しかし、雨走路での試走は、その走ったコースを勘案する必要があります。
まあ、ほとんどの選手は、試走で走ったコースを本番でも走りますので、大きな問題ではないのですが、たまに大きな問題となる場合もあるのです。
川口の雨ならば、森且行選手や永井大介選手は、ほとんどインは使いません。
そんな二人が、雨走路の試走でインを走ったならば、中バンクに何か異常があるのではないかと考えなければなりません。
中バンクが使えない走路ならば、他の選手も走るコースが変わりますので、試走タイムは一概には信用出来ないということになります。
また、インベタで雨走路を走る篠崎選手や大木選手が、試走で中を使ったならば、インが走りにくいのではと勘ぐる必要があります。
以上がコースについてです。
また、選手個人別の試走タイムに、若干のプラスをしなければならないケースがあります。
以前から書いているように、1号車の試走タイムは発表数字からマイナス0.2するのは基本です。
オートレースは追う方が走りやすく、タイムも上がりますので、目標のない1号車は他の車よりも遅くなって当たり前だからです。
あと大切なポイントはゴールラインを越える場所です。
楕円形のコースを走って、4コーナー立ち上がりから100m先のゴールラインを通過するには、当然スロットル全開で外に飛ばされる圧力と戦い、外線ギリギリで通過するのが最速となりますよね。
だからほとんどの選手は、試走のゴールライン通過は外側に近くなっています。
ところが、中にはまるでもう1周走るかのように、インコース近くを通過する選手もいるのです。
今度試走を見るときに、気をつけて見て下さい。
何人かはそんな試走をしますから。
穴見選手とか、掛川選手とか、その他何人もいます。
そんな選手は、当然試走タイムは悪いです。
だから、発表される数字に0.2マイナスして検討しなければなりません。
このことは推理する上でのポイントになる場合もあります。
なぜって、こんな試走をする選手たちが、穴を出しやすい選手と一致しているからです。
オートレースはデータで当たるギャンブルであるとお話ししました。
このことは確かです。
だから、こんな試走をする選手を軽視したオッズになりやすく、もしも連に絡んだら、かなり美味しい思いができます。
私のブログを読んで下さったあなたに送る、良さんからのとっておきのプレゼントです。
それでは、良さんでした。