昨日から川口で全日本選抜オートレースが開幕しました。
公式ポスターには、サトマヤと益ちゃんが出ています。
1レースを除き、10mオープンでの戦いでしたので、内枠でスタート巧者が有利になることは当たり前です。
上がりタイムは、終盤になってこそ3.41あたりが出ましたが、前半から中盤のレースは3.44が一杯という感じでした。
この気配は、第1レースで一番人気になった金子大輔が、全く追えずに敗れたことで、今日は追いにくい日になるなと判断できました。
昨日も試走タイムから人気になるケースが多かったし、結果もそれに近いものとなった訳ですが、試走タイムの見方という観点から、面白いレースがあったので解説しておきます。
それは昨日の第5レースです。
1 塚越 試走39
2 鈴木一 40
3 別府 38
4 岩田裕 38
5 笠木 36
6 吉原 37
7 池田 34
8 篠原 37
こういう状況でした。
スタート力から言えば、岩田か笠木か、大外からカマす篠原だと読めます。
追えるのは、一番時計の池田と、最近好調の吉原です。
しかしオッズは、岩田が人気を落としています。普段は試走タイムを出す岩田がイマイチのタイムだからです。
ですが、良さんは見ていました、、、、
岩田の試走が普段と違っていたことを。
試走は全力で走ることが義務付けされていますので、タイムが上がるように、1周目の4コーナー立ち上がりは、外に膨らみ加減でスピードを上げて、計測周回である2周目1コーナーに入るのが普通なんですが、、、、、
岩田は4コーナーをベタインで立ち上がり、本番同様のコース取りで試走を走ったのです。
当然他の選手と比較して、コンマ1から2はタイムが落ちます。
このことを、どれだけのファンが気付いていたか。
結果は、、、、、
487 3.650円の配当でした。
試走タイムそのものも大切ですが、走るコースや、前を走る選手の影響を受けてタイムが悪くなっていないかなど、よく見ておきましょう。
たまに、こんな感じで、美味しい配当が転がっていたりしますので。
それでは、良さんでした。