19歳で緑内障になって右眼がほとんど見えなくなった話は以前に書きましたがその続
きになります。
大学受験に失敗し2回目の浪人生活を送っていたときのことです。
右眼はすでに中心の視野、つまり鼻側の視野がなくなっていました。
しかし、普段は両目を使っているのでほとんど不便は感じません。
たまにほいっと投げられたジュースが受け取れなかったり、鍵穴に鍵を入れられなか
ったり、3Dメガネをかけても立体に見えなかったりくらいで実害はそんなに感じてい
ませんでした。
実際に障害者手帳も持っていませんでしたし、障害という意識も全くありませんでし
た。
夏を過ぎてそろそろ20歳になろうかという秋ころだったでしょうか。
通っていた眼科で検査をするとそろそろ手術をした方がいいと進められました。
理由はうろ覚えですが、緑内障の原因の眼圧が目薬では下がらなくなってきたこと、
徐々に残っている視野も欠けていったことだったことでしょうか。
え、眼の手術???
それって絶対に痛いよね?
そしてものすごく怖い、、、。
正直に言うと、左眼も残っているし、片方見えなくてもいいんじゃないかと真剣に考
えました。
でも、先生の「光も見えなくなるよ」との言葉で手術を受けることを決心しました。
今思うと受けてて本当によかったです。
とはいえ決心したものの手術台のいかに怖かったことか、、、。
そのあたりのお話はまた今度書こうと思います。