今求められるべきは「外出自粛」なのか? | YUSUKE.com ~YUSUKE (TRAITOR) official blog 

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V系メタル&ロックバンド・TRAITOR(現在は無期限活動休止中)のリーダー・YUSUKE(Drummer, Pianist, Composer etc.)の公式ブログ。

お久しぶりのブログです。

 

もう少しアーティストらしい内容のブログにしようかとも思ったけど、

ここのところメディアによるコロナ関連の報道を見ていて思う事を真面目に語ってみる。

 

 

 

全国的にコロナの感染者数が増加している中で、自治体のトップやメディアは、しきりに「不要不急の外出自粛」というワードを用いて、市民に感染予防を呼び掛けている。

 

そして、週末になると、メディアはこぞって各地の人出の増減を報じる。

 

 

さぞ「自粛警察」を生み出すかのような報道であるが、

対する市民の反応はというと、

ふーん、そうなんだというのが率直な反応のようである。

 

都心の人出は相変わらず増え続けているし、

観光地の人出も多少減ってはいるものの、そこまで減っていない。

 

そして、メディアが「人出が減りません!」と報道すればするほど、

多数派に流されやすい日本人は、

「なんだ、皆出かけてるじゃん」

とみんなこぞって外出する。

 

 

要するに、みんな「コロナネタに飽きている」というのが実情なんだと思う。

 

「コロナはただの風邪だ」とか「コロナはデマだ」とか騒いでいる少数派はさておき、

大半の人たちは、(十分かどうかはともかく)既にコロナに気を付けながら生活しているし、

少なくとも第3波が到来してからは、みんな大なり小なり「自粛」しているので、

「これ以上あとはどう自粛せえっちゅうねん?」

というのが本音なのではないだろうか。

 

「不要不急の・・・」と言われても、いや、既に不要不急の外出してないし…と思っている人が多いのではないか。

 

何を隠そう、かく言う俺もその1人である。

 

 

 

しかし、感染者数が増加し続け、医療体制が逼迫している現実から目を背けることはできない

 

医療従事者は無限に働けるロボットではないし、医療資源にも限りがあるから、このままいけば医療崩壊は避けられないだろう。

 

医療体制が崩壊すれば、経済もクソもない。

自然治癒の利かない病に罹ったり重傷を負えば、あと待ち受けるのは「死」のみだ。

すなわち、医療崩壊は、社会崩壊を意味する。

俺たちも、音楽だのエンタメだの言ってる場合ではなくなる。

 

 

 

じゃあ、今、我々が何をすべきかと言えば、やはり答えは明快。

 

外出先での行動を気を付けることと、人と会う機会を減らすこと。

 

第1波でも第2波でも第3波でも、これに尽きる。

 

 

 

僭越ながら提言させてもらうならば、

 

政治家の先生方も、メディアも、

「不要不急の外出自粛」

とか

「人との接触の削減」

とか、抽象的かつ同じワードを繰り返されても、もう市民に対して効果はないと思うのだ。

 

 

物事を発信する際に、同じパターンの発信を繰り返されるとマンネリ化するし、やがて受け手は辟易してしまう

 

内容的に同じ趣旨の発信でも、少しでも発信の仕方を変えるだけでも、受け手にとって新鮮味が増すと思うのです。

 

 

 

妙案かは分からないけど、たとえば

「1人旅やおひとり様グルメは医療崩壊を防ぐ!」

とか

「土日どちらか1日出掛けたら、もう1日はステイホームしよう」

とか

「喋るならマスク!マスク外したら喋るな!」

と言われれば、少なくとも「不要不急の外出自粛」等よりは具体的だし、「ちょっと従ってみるか」と思う人は増える気がする。

 

言っている内容は結局「外出先で人と会う機会を減らし、感染リスクを減らそう」ということだけれども、こっちの方がよほど具体性もあるし、まだ受け手にとっても新鮮味があると思うのだ。

 

 

馬鹿馬鹿しいことのように思う人もいるかもしれないけど、少なくとも、感染リスクのある行動をとる人をいかに減らせるかが、今後医療崩壊を防ぐために残された唯一の道だし、そのためにも、発信の在り方はすごく重要だと思うのです。

 

 

ま、俺は政治家でもメディアの人間でもないからどうしようもないので、俺自身が出来ることをやって感染リスクを最大限減らすのみです。

 

 

そんだけ。

 

じゃあまたな✋

 

 

 

YUSUKE