気になったこと | yusuke1981のブログ

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日々の作業記録です。いろいろ忘れたときようです。

今日はほとんど作業していないので記録は無し。

ネットのニュースを見ていて気になったことを。

まず、USJの儲け主義がひどすぎないかという記事。

私が見たのはBusiness Journal の記事なのだけど、これを読んだかぎり何を言いたいのかがわからなかった。

大まかにまとめると

1.USJはハリーポッターのおかげで業績が好調

2.年間パスの値段が値上がりしているんじゃないか?という指摘

3.並ぶのを省略できるチケットの値段が高いのではないか?

というお話。

1.はまあそのままなのでオッケー、2.に関してまず現在の価格が19800で3回いけば元が取れる価格設定ですよって値段。で、比較対象としてTDRを例にしているのだけどそちらは13回いかないと元が取れないという価格設定。これなのにUSJは値段高いんじゃないかっていってる。

その根拠として去年まで27000だったのがキャンペーン期間中15800になり、現在が19800で実質4000値上がりしているじゃないかって言っているのです。いやいや、キャンペーン中と通常時を比較したらダメだろうと。

そもそも、元の値段に対してだってTDRの方がはるかに高いのにUSJにケチをつけてそれを記事にしてしまうって・・・

3.については完全に個人の趣向の話だよね。時間を金で買っているってことでしょう。ネットゲームでもよくある話。

で、結局この記事を書いた人が何を書きたかったのかよく分からなかった・・・特にTDRとの比較部分明らかに比較対象として挙げるべきではなかったな。ここは素直に値段の推移だけつっこんでおけばいいものを。

気になった記事その2

飲酒率のお話
まず定義として週3日以上、1日1合以上飲酒する人の割合を年代別に2003年と2012年を比較しているのだけどその結果が以下

・20代:20.2%→14.2%
・30代:35.6%→30.8%
・40代:48.5%→37.3%
・50代:50.0%→45.3%
・60代:41.0%→44.2%
・70代:24.0%→25.0%

これを素直にみた感想(考察といえるレベルではないので)は記事の中に

記事タイトルは「質賃金、20年前と変わらず 一億総“お金使わない”現象を生んだ日本の特殊性と原因」
これ自体は間違えてい無いのだけど、年代ごとに比較ってみるのであれば見方自体が工夫が出来ていないかなっと。

まず、集計の年代が約10年ずれているということに注目。つまり2003年の20代は2012年の30代とみることがだいたい出来るわけです。これで見ると2012年の方は上に一段ずれるとみていいので次のような数字の変化になるわけです。

・20代:20.2%→
30.8%

・30代:35.6%→37.3%

・40代:48.5%→45.3%

・50代:50.0%→44.2%

・60代:41.0%→25.0%

・70代:24.0%→??

ということで、まず2003年の20代(A世代とし、以下B~F世代です。)は20%から30%にお酒を飲む人が増えていることがわかります。B世代はほぼ変化なし。C世代は微減。D世代は5%強減。60代は大幅に減。となります。記事中では高齢世代が飲酒率上昇ってなってるけど実際には結構減っていますね。まあ、年を取ってドクターストップがかかるか何かがあったのだろうと推測できますね。また、若い世代の飲酒率は減っていることは無くむしろ増えてはいるみたいですね。ということで、初めの数字とはちょっと違う印象になります。

何が言いたいかをまとめると、データというものはまとめ方で同じデータを使っても違う結果が得られることがあるということです。基本的にストーリーを先に作ってそこに合う形でデータを整理することは多々ありますので受け取る側は注意が必要です。何でもかんでもそのまま信じないでちゃんと自分の頭を使う訓練をしましょう。教科書も間違って記述してあることがあるので学生のころからちゃんと習慣づけましょうね。

・・・思ってたより時間かかった。