マニラでは友人宅に泊まってボーっとしていたのではなく、大事な用事も片付けて来た。

ひとつはマニラの銀行に口座を開設すること。

そしてもうひとつは、友人が昨年の夏にマニラで会社を起こし、月に一度のペースでマニラに行っているが、今月は行けないので代わりに現地の責任者と会って状況を聞くこと。

彼の会社は日本人になじみの深いマラテという地区にあり、ここにあるハイアット・ホテルのロビーで午後6時に責任者と待ち合わせた。

友人がマカティから車で送ってくれたが渋滞にはまり、ホテルに着いたのが6時半。

彼とは初めて会うので顔も知らないため、フロントで紙をもらって彼の名前を書いてかざしたが誰も寄ってこない。

それらしき人に声をかけたら「あたしゃ韓国人」なんて言われるし。^^;

そこで友人の携帯を借りて彼に電話をしたら、事務所に戻ったけど近いから直ぐに行くと言って5分ほどでロビーに来た。

彼は中国系かと思っていたのだが典型的なフィリピン人顔で、おまけに日本語も堪能だったのですごく楽。

そのまま事務所へ案内されて10分ほど話しをして用事は終了。



フィリピンで事業を起こした友人、知人を過去にも多く知っているが、そのほとんどが失敗に終わっている。

カラオケ屋、飲食店、タクシー会社などなど。

日本のフィリピンパブで知り合ったフィリピンのおネエちゃんと組んで、なんてのやフィリピンへ流れ着いた日本人と組んでなんてのが多かった。

しかし今回セブ・カントリーで一緒にゴルフをしたKさんなんかは事業が成功して大きな邸宅に住んでいるし、日本食屋のMさんなども成功しているので,昔とは少しづつ変わって来ているのかも知れない。

それでも華僑のようにファミリーや仲間が組織的にバックアップするのと違い、日本人の場合はお互いに足を引っ張り合うようなところもあるので、大きく成功するには難しいところもあるような気がする。

いずれにせよ今回は世話になったマニラの友人と共同名義で銀行口座を開いたので、セブに置いてある金をマニラに送り、何かの事業に投資する予定でいる。