昨年の暮れに富津からのイイダコ釣りに2回行ったが、それぞれ36杯と12杯しか釣れず、2タコ状態を喰らって年は暮れた。

今年はちょっと気合いを入れ、まずはヒラメ釣りと御宿の船宿に電話をしたら満船とのことで乗れず。

仕方ないので今まで一度も乗ったことは無いが、最も近い外房の太東港の勘栄丸に乗ることにした。

船はほぼ満船状態で5時半に出船して向かったのは結構遠い岩船沖。
$休日は縄文人ときどき弥生人

岩船沖にはイワシの群れが付いていたようで、大原のヒラメ釣り遊漁船もほとんどが集合。
まるでヤリイカ釣り場のよう。

これじゃ釣れないな,と思ったら案の定で、船長も早々に諦めて太東沖に戻った。
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ここではポツポツとヒラメが釣れ出したが,私には当たりすら無い。
今日はオデコも覚悟しなきゃならない状況になりそうなので、同じ太東港でお世話になっているT丸の船長に電話を入れた。
T丸はタコ漁に出ているとのことだったので、帰ったら分けてもらうことにした。

結局,釣りの方はマトウダイが1尾釣れただけでヒラメはオデコ。
まあ,タコが手に入るから良いや,と思いながら港に戻ったら、船宿の女将さんから釣れなかったお客に対して土産としてタコが一杯づつ配られた。

T丸の船長にもタコを頼んであるからタコだらけになりそうだけど、まあ良いかとT丸の帰港を待った。
2時前にT丸が戻ったので水揚げを見たら大漁で3kg平均ぐらいのが200杯以上も穫れたそうだ。
$休日は縄文人ときどき弥生人

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冬にここらで水揚げされるタコは茨城県方面から南下して来るもので、今年は例年よりも早く暮れの内には千葉県まで南下してきたようだ。
原発事故から逃げて来たのかな?

水揚げした後に船長は自宅に帰ってタコを茹でて持って来てくれた。
3kgほどの大きいのを2杯と小さいのを1杯分けてもらった。

写真の黒っぽいのは船宿でもらったタコで、白っぽいのが船長が茹でたタコ。
茹で方の違いでもあるのかしら?
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暮れも正月も船長からおこぼれをもらっているようじゃ、今年の釣りは期待出来そうも無いな。