御裳濯河歌合    

藤原俊成に可判を依頼・自詠七十二首の歌合

 

 

六番

春を経て花の盛りに逢ひ来つゝ思出で多き我身なりけり

 

右 勝

憂き身こそ厭ひながらも哀なれ月をながめて年の経にける