スズキ目サバ科の海水魚  サバ属の総称
マサバ(ホンサバ)とゴマサバがある
 
サバの語源は諸説あり  
・貝原益軒/大和本草    「この魚 牙小さし 故にサハと云ふ サは小也」
 
出雲国風土記/延喜式/本草和名/和名抄/医心方
 
左波
 
・「崔禹食経」を根拠に 鯖と云う字を取り違えたふしが有る
中国の鯖は淡水魚 日本のサバは海水魚で別物
中国の鯖は 本名を青魚
日本のサバは色の特徴から青魚とも書かれた
 
江戸時代の「食物和歌本草」に
 
さばの肉脚気に足のほめきつつ
しびるるによし気力ます也
 
鯖の肝赤く目はれていたむ治し
熱瘡にぬれ怱ちにいゆ
 
これは本草綱目の青魚の主知 そのまま
 
 
 
・小学校の時 父親との買い物で 母が魚を所望した   鯖1本300円で それを買って帰ったが
「鯖なんか買って来て」の言葉を頂戴した  鯖の何処がいけないのか解らず