アカバから船に乗って シナイ半島のヌエバアに行き 陸路カイロに入ろうとアンマンを発った。
バスの旅でそうそう面白いものでも無かったが 車中 飲み物のオーダーを取って廻る女性が居て
こんなサービスもあるのかと思いつつ 紅茶を頼んだのだが しっかり料金を取られてしまって
そういうシステムですかと思った次第
礫砂漠の中を走り アカバに下る車道に入った時にポリスチェックが有り パスポートを見せる事に成ったが
遠くにアカバ湾が見えて 何やら嬉しく思った
映画 「アラビアのローレンス」の雄叫びの 「アカバ」である
バスから降りて 廻りの景色は感慨深いものが有ったし、オスマントルコ軍の背後からの攻撃に対して
報告書は倫敦の何処に有るのだろうか 見てみたいなどと思った 映画ではヒジャーズ鉄道の爆破なども
有るが シリアのダマスカスの駅にその機関車は展示して有った
あかばト 叫ブ 一行 海ヲ見ル
おまあ・しゃりふノ 登場 銀座てあとるト云ウ昔
礫砂漠ノ 孤独 月ト太陽ノ 婚姻
安宿を決めてから 食堂・茶店・街の仕組み・ホテル群見ながら散策した
夕刻 波打ち際にシーシャとチャイの店が有ったので席に着いたが イスラエル領の自動車の走るを見て
こんなに近いのかと驚く 煩くしている三人の若者が居たので 「あれをどうするのだ」と聞くと 「問題だ」とだけ
答えた 電気の使用量が違うなとは思ったが それはそのまま国力の差であったろう
しいしゃ 沈思黙考ノ あらびいや二 月ガ在ル