今日はキルコリン(アイルランド・キルデアカウンティー)の友人について話します。



アイルランドへ来た当初、この国には友達・家族はおそか知り合いも誰一人いませんでした。

またワーキングホリデーエージェントも利用していません。英語もほとんど話せません。

ただ幸運なことに掲示板を通して職場を紹介していただいたRumiさん(日本人)とだけ数回電話(skype)

とE-mailで連絡を取っていました。Rumiさんはまさに僕にとって恩人と呼べる方で、もしこの方がいなかったら

失意のうちに帰国またはフランスへ逃げていたと思います。

またアイルランドへ来て当初の友人のうち大部分はRumiさんの紹介で知り合うことができました。




このことを考慮に入れてから読んでもらえればこれからアイルランドへ来る人には何かの参考になるかもしれません。


1 人の紹介で

2 パブにて

3 スポーツを通して

4 逆ナン?


今日も話が長くなるので読みたくない人は友人一覧表だけご覧ください → ここ


まず、1の人の紹介は当然Rumiさんの紹介です。職場ばかりではなくダブリン空港からキルコリンの町まで(約1時間)のタクシーの手配、住まいの手配、足のない自分のために毎週のように大きな町のスーパーまで買い物にも連れて行ってもらいました。職場の同僚としてだけでなく、キルコリンに住む(おそらく)唯一の日本人としてさまざまな支援をしてくれました。

そんな彼女が連れて行ってくれたのがSpout(スパウト)という名前のパブです。ここで多くの友人を紹介してくれました。特にマーク、マークのお兄さんのウェイン、ノーマンは毎週のように通う常連でその彼らがさらに友達を紹介してくれました。おそらく英語のあまり話せない自分が一人で行ったとしたらみんなと打ち解けるまでにはかなり時間を要したと思います。


次の2のパブにてですが、これは先ほどの続きになりますが、基本的にパブではスポーツを見ながら飲むか生演奏を聞きながら飲むかです。店によってスポーツ観戦に適したところや音楽を聞くのに適したところなど特色があります。で土日の昼間はだいたいイングランドプレミアリーグの試合を放送しています。もちろんGAAの試合も放送していますがチャンピオン決定戦など大きな試合以外人気がいまひとつのように感じました。

ちなみに以前どこかで書いたかもしれませんがこの町で人気のイングランド・プレミアリーグのチームは1位マンチェスター・ユナイテッド(以下マンU)、2位リバプール、3位(これはスコットランドですが)セルティックです。アイルランドにもサッカー(※全員ではないがアイルランド人もサッカーと呼ぶこともある。ゲーリックフットボールと区別するため)

リーグがあるが人気なし。放送もないかあっても見たことがない。で当然マンUファンはマンUファンに仲間意識があるので赤い服を着用してマンUを応援していれば声をかけてきてくれる。僕もマンU、リバプール、セルティックを応援している。しかし友人のマークはアーセナルファン。彼にはことあるごとにベンゲルは名古屋出身だと言い聞かせている。問題はマンUVSリバプールの場合である。この時ばかりは赤い服を着ていくとどっちのファンなのか問い詰められる。マンUファンの店長ビリーから質問されたが隣にリバプールファンのおじさんがいたのでこの時は無難に?どっちも好きと答えておいた。でも後からビリーにはお詫びに?日本から持参したお茶をプレゼントしておいたので恨まれてはいないはず。


ここで疑問を感じる人がいるかも知れない。同胞のセルティックを応援する理由はわかるが、どうしてイングランド嫌いのアイリッシュたちがマンU、リバプールを応援するんだと。僕も最初疑問に思った。でいろいろ調べたらリバプールにはアイリッシュが多く、マンUの設立にはアイリッシュが多く係わっている。



話が長くなりそうなのでこの話はまた今度にして、3のスポーツを通した友達づくり。これは世界共通ですね。

苦楽をともにすれば信頼関係が生まれる。僕はこの町で4つのスポーツをしています。キルコリン到着2日後に入会したピッチアンドパット(ミニゴルフ 以下P&P)、フットサル(2チームでプレー経験あり)、GAA(ゲーリック・フットボール部門)そしてボクシングです。P&Pではおじさんたちとフットサルでは同世代とGAAでは若者たちとボクシングでは子供たち(それぞれ20~30人)と非常にバランスよく友達ができました。問題はおばさんゴルファー以外全員男です・・・



4 最後におまけに逆ナンされた経験を書きます。近所に僕とすれ違うといつも声をかけてくれるかわいい2人組がいました。それはバレンタインデーの日のことでした。スーパーで買い物をして帰ろうとしたところその2人組が出口で声をかけてきました。「やあミック」 そうです2人はいつも僕をミックと名づけて呼びかけていました。それまで名前を名乗ったこともなければ話もしたことはありませんでしたのでその時初めて2人はいつも自分を見かけるとミックって呼んでたんだと気づきました。


以下、僕と2人組の会話です。しかも僕が聞き取れた単語だけです。


Y「僕はユージーです」

2「タイの人?」

Y「タイではありません、ジャパンです」

2「オー、ジャパン、カー、カー、トーキョードリフト、クール」

Y「僕はドリフトできません。カーも持ってません」

2「ねー、バイク(自転車)交換しない?」

Y「もちろん交換したい。ブレーキ壊れてるから。いいバイクに乗ってるね。交換しよ」

2「僕のバイクのブレーキ車みたいでしょ?このブレーキ1つ200(3万円以上)ユーロなんだよ」

Y「僕のは中古で60ユーロ(9500円」

2「僕のバイクは1000ユーロ(16万円)、クリスマスに買ってもらった」

Y「君たちいくつ?」

2「9歳と12歳 ユージーは?」

Y「31・・・」

2「えっ! 31・・・」


それはかわいい、かわいい2人組でした。バレンタインデーに僕を逆ナンしてきたのは9歳と12歳の2人組の男の子(ダノンとエバン)です。


エバンとはその後自転車仲間として坂道を競争したりしてます。ダウンヒルではブレーキの差を見せ付けられ負けますがヒルクライムではGAAで鍛えた脚力で圧勝です。ダノンは自転車を持っていないので審判役ですがローラーブレードなので追いついてこれないので役割を果たしていません。


ちなみにエバンとダノンは僕が前から入会したかったボクシングジム(キルコリンボクシングクラブ)に入会していて入会手続きについて来てくれました。ジムの会長は9歳と12歳に連れられてボクシング未経験の31歳の日本人のおっさんが入会してきたのでビックリしていましたが入会を認めてくれました。このジム僕にはちょうどいいレベルです。何がちょうどいいってみんな10歳前後の子供なので体力的についていけます。しかも会話が聞き取れないと子供たちが単語を1つ1つ区切ってくれます。「ハウ・・・オールド・・・アー・・・ユー?」って感じで。大人だったら英語の先生でもこんなに丁寧に話してくれません。

でもこの子たちの両親と同世代って聞いて自分はこんなことしてていいのかなぁと少し不安になる今日この頃です




最後に、

登場人物は ここ  にまとめました。