今日は8月26日にフィラデルフィア空港で巻き起こした“パスポート紛失事件”について振り返ります。
人生で5本の指に入るくらい窮地に追い込まれた出来事
経緯はこんな感じです。
今年の3月末に申請していたフランスのワーキングホリデービザが7月になって許可されたので
8月に手続きをするためLAから日本へ一時帰国して、ビザを入手してからダブリンへ行くことにした。
航空券の料金を調べたら LAから日本(NW 片道$600)+日本からダブリン(KLM 片道13万円~20万円)かかるようだ。
もっと安い時期もあったが8月27日からアイルランドで働くことが決まっていたのでその日の前後に安いチケットがなかった・・・何かいい方法はないか探したら、LAから名古屋(NW 往復$900)+LAからダブリン(片道 USエアウェイズ 片道 $430)っていうのが見つかったのでそれで行くことにした。
こっちのほうが料金は安いけど問題は時間がかかりすぎて出勤日当日の朝に到着予定であった。事情を説明して、初日と2日目を欠勤にしてもらい29日から出勤させてもらえるようにお願いした。
で、8月25日に日本を出発してLAに到着して友達とゴルフをして(たぶん、このせいで時間がかかったかも・・・)翌日LAからフィラデルフィア空港へ向かった。乗り換えに2、3時間あったのでまずTトラベラーズチェック(TC)を換金しようと思い、換金屋?に行ったが、ユーロのTCからユーロの現金に換金してくれなかった。今となっては元々ダメなのか言葉が通じないだけなのかどっちかわからいないが・・・
その後、食事をして時間をつぶしたが、搭乗手続きまでまだ時間がある。
暇なので買い物がしたくなった。が、LAで買った巨大なスーツケースとボストンバックとPCケースを持ち、リュックサックを背負っての移動はキツいので、リュックサック以外ベンチに置いておくことにした。今考えれば超危険な行為だが、3ヶ月間のLA生活で、アメリカって意外と平和じゃんって思っていて、ちょっとだけならベンチに荷物置いて向かいのショップに買い物に行ってもいいだろうと思い店に入った。時々(5秒に1度くらい)振り返り荷物をチェックしながら。
大丈夫、誰も荷物に近づいていない。何度も確認した。しかしここでトラブル発生。突然、尿意をもよおした。
実は私、こう見えて(どう見える?)トイレが近いんです。で、もれそうでパニックになった。荷物も気になるけどアウェーで失禁したくない。まあ財布は持ってきているから最悪盗まれてもパソコンかビデオカメラくらいだ、と開き直って急いでトイレに行った・・・荷物が気になるから半分くらい出してすぐ戻った。で、戻ったら他の荷物はあるのにノートパソコンのカバンがない!
え?嘘~ どこ? あの一瞬で(戻るまで1~2分だから一瞬ではないけど)盗られたのか?と焦る私。
最悪だが自分の不注意だからどうしようもない。悲しいがパソコンはあきらめよう・・・
出発まで約30分、とりあえず搭乗予定のUSエアウェイズのスタッフに状況を話しエアポートポリスを呼んでもらうことにした。その間に搭乗手続きをすませておこうと思った瞬間さらなる悪夢が!搭乗券を出そうとしたらない!パスポートにはさんであったのにない!というかパスポートがない!!いつも財布に入れているはずなのに・・・実はトラベラーズチェックを換金しようとした時、出しやすいようにパスポートもTCもノートパソコンのカバンに入れておいたんだった!うお~!!やべ~。今度こそ絶体絶命。待つこと数分、ポリスが来た。
以下、実際は全文英語です
Y「あの~、パスポートとラップトップ盗られちゃったんだけど・・・」
P1「俺、ポリスじゃないぞ、パイロットだ」
Y「え、本当?、すみません、間違えました。ポリスかと思った。」
P1「ははは」
こっちはそれどころじゃないって・・・焦ってポリスとパイロットの区別さえできなかった・・・
ポリスはまだか~来た来た今度こそポリスだ。
Y「パスポートとラップトップ盗られちゃいました」
P2「どんな風にか説明して」
Y「ベンチに荷物置いておいて店に入ってトイレ行って帰ってきたらなくなってた」
P2「・・・、荷物置いたまま?」
Y「そう、置いたまま、たったの1~2分だけど」
P2「1~2分も?」
Y(やっぱ置いていった私が悪いみたい・・・) どうしたらいいかな?」
P2「レポート書くからもう少し詳しく説明して」
Y「それよりこれからどうしたらいいの?飛行機に乗れないかな?」
P2「パスポートないと乗れないし大使館に行かないと行けない」
Y「どこにあるの?」
P2「ニューヨーク」
ニューヨーク!!ちなみにフィラデルフィアってどこ?どうやって行くの?いつ発行してくれるの?アイルランドとフランスのワーキングホリデービザはどうなるの?仕事はどうするの?考えれば考えるほど深刻な事態だと気づいた。いままでいくつか小さいミスはありました。しかし自分なりには順調に進んできたと思いました、しかしまさかこんな結末とは!こんなことで終わるのか・・・時間が刻々と迫る。ああもうダメだ・・・と、思っていたその時、まさにその時、救世主現る!!
S「これの持ち主いる?」
(え?もしやそれは私のカバンでは?)
Y「それ、私の~!!!!私のカバン~~~~」
P2「中を確認して」
Y「これ見て、これ!この写真私、ね、私でしょ!ラップトップもある!搭乗券もあるしトラベラーズチェックもある」 P2「よかったな。じゃあレポートは書かなくていいな」
Y「たぶん全部あると思うけど、届けてくれた人は誰?どこ行った?お礼を言いたい」
P2「知らない」
Y「そうですか・・・時間ないから行きますけど、どうもありがとう」
P2「バァイ」
うわっ出発時間ぎりぎりじゃん、急がねば!っていうかちょっと時間過ぎてない?もしかして乗客のみなさん私のこと待っててくれたの?すみません皆さん、お待たせ~。
もう肌身離さず持っていくからね、パスポート君。
文章にすると緊迫感ないですが、めちゃめちゃ焦りました
最後に疑問、カバン持って来てくれた人は誰?、バックはどこにあったの?
※登場人物 Y=Yussie(ユージー・私) P1=Pilot(パイロット) P2=Police(ポリス) S=Someone(誰か知らない人、救世主)