今日は、予約していた本をピックアップしに

夜のチャリで図書館までお散歩

 

 

昼間、あともうちょっと

あともうちょっと

と手をつけた作業の区切りがつかず

 

 

じりじりと伸ばしていたら

タイミンぐを逃してしまったので

晩御飯も終わって

 

 

夏至前の日がすっかり落ちて

あたりが夜らしく暗くなってから

図書館に行くことに

 

 

前日の寒い雨から一転

昼間は夏日だったのだけれど

チャリの夜風はことさら気持ちいい涼しさ

 

 

梅雨を挟んだ真夏の夜だと

地面からの熱気を帯びてそうだから

夜風といえど、こうはいかない

 

 

かといって、夏も盛りを過ぎた頃の

涼しさを感じる頃になると

夜の感じが変わってくる

 

 

きっとこれは、なかなか貴重な

爽やか夜ライド

 

 

腕に当たっていく風だとか

微かにふわっと感じる、若い木の香りとか

いつもよりも感覚が鮮かになる

 

 

気持ちがいいことだし、

せっかくだから、少し回り道

 

 

公園では、大学生のグループがいくつか

円になって、そこここでなにやら練習の様子

 

 

暗がりでよく見えないけど

ところどころで明かりをとってる

携帯ライトの光量が

 

 

絶妙なぼや〜っと浮かび上がった感じで

何かの儀式っぽさを醸し出す

 

 

別のグループは、PCモニターで

明るさアップ

 

 

イマドキの二宮金次郎は

携帯でkindle読んで勉学なのかも

 

 

 

あちこちの儀式まがいの

サークル練習さんたちを脇にすり抜け

公園を後にすると

 

 

 

ふむふむ、何やらいい香り

あら、今度は公営のスポーツ施設かな

 

 

小さい頃に通った、小学生の密度劇高

消毒液フレーバーが懐かしい

あの公営プールとは一線を引いた

 

 

ちょいと洒落た

スポーツクラブのシャワールーム

あの感じの香りが漂う

 

 

まぁ、私のスポーツクラブ情報は

10数年前から更新ストップなので

今時は違うのかもだけども

 

 

さて、その少し先を行くと

今度は「所謂、お風呂どきですね」な香り

少し熱気を帯びている

 

 

こうやって続けざまに見る 嗅ぐと

同じ「体を洗う」という場所も

随分と香りが違うのが面白い

 

 

 

そして、さて、元の道に戻るかな

とペダルと踏むと

 

 

突然の銭湯臭   ♨️♨️♨️

 

ど、どこから???

 

 

 

見渡しても、あるのはワンルーム物件っぽい

2階建てのアパート

 

 

ううむ、どう見ても銭湯じゃない

 

 

気のせいかもしれないし

チャリをじりじりバックさせて、もう一度

 

 

 

う〜ん、やっぱり銭湯

 

 

もちろん、あの「カポーン」音は聞こえない

 

 

もう一度、戻る→通るを繰り返しても、

どうしても銭湯・・・ 謎すぎる

 

 

誰かが、硫黄成分入りの入浴剤とか

使っていたとか????

 

 

 注)↑のように書いたけど、本当は硫黄は無臭だそう。

   よく温泉街で言われる「硫黄の匂いがする」は

   本当は、硫黄と水素の化合物の「硫化水素の匂い」

   知らなかったぁ!!

 

 

さあ、謎は謎のままにして

家路に急ごう  

 

 

思いもよらぬ、知ってるようで

知らない近所の、夜の顔

 

 

あなたの街は、どんな香りがしてますか?

梅雨入り前の爽やかな空気で

香りの探検してみるのも、面白いかも

 

 

え? そこも銭湯???

 

 

ではでは、A bientôt ‼️