都会から空地や野原が無くなって、白爪草や蓮華草、土筆を見かけなくなった。
ましてやすみれなんて、私の記憶では10年前に子どもが小さい頃行っていた有栖川公園に1、2株見かけただけ。
もはや、春の野草なんて絶滅危惧種かと思っていた。
今日、ふと、道ばたを見ると、、。
コンクリートとアスファルトの隙間から、のぞいてたすみれ。
土の中から、なんとか〈生きよう〉と、一筋の陽光を求めて咲いていた。
自然の生命力。
こんな可憐な姿から、とてつもない清々しい元気を振り撒いている。
あー、野に咲く花のようになれたらね
、、、今の私は、さしずめ、
コンクリジャングルにしぼむどくだみ草
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