お彼岸前に | ゆきそうさぎの癌ステージ4の普通な毎日

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わたし隣の癌患者(乳癌多発性骨転移ステージ4。) 2児の母、育児&お仕事&治療の毎日のフツーの生活を大切に!なんとか余命を伸ばしてみようかと。ほっこり、まったり、あくせくの日々の徒然を呟いてます。

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昨日、
お墓参りに行って来ました。
いつになく、子ども達も
2つ返事で素直に出掛けてくれた。


お彼岸前だからと、
なめてかかっていたら、大変!

凄い大渋滞車車車
といっても、世間のみんながこぞってお墓参りに行くわけではあるまい。
、、、シルバーウィークの真ん中。

普段は15分程で行く東京~湾岸高速が1時間以上かかった。
神奈川方面と千葉に分岐路で、多くの車両のバックテールランプはアクアマリンに吸い寄せられて行った。
〈みんな、アクアマリンか~。遊び処満載だものI
でも我が家は墓参り→神奈川方面へ〉

そして、朝比奈のインターを降りるまでが、又、渋滞。
そのあとは、鎌倉の峠の一本道。
路線バスバスの後に従う。





霊園内は、さほどの混みは感じられなかった。

思えば、〈お彼岸〉なんて、地味なイベント。

自分達とは、血筋の上で縁もゆかりもない外国の人のお誕生日の12月25日Iは国民ぐるみでお祝いする。
のに、自分達のルーツであるご先祖様のお墓参りなんて、
一体どれだけの人が行っているのだろう?

かくなる、私も幼い頃、
父に連れられて行ったお墓参りなんて、
茶店で帰りにいただだけるお団子I無しでは、いかなかった。

でも、今では自分から進んで行きたいと思う。
24才の時に突然逝ってしまった父。
その父が眠るお墓。
(何かを求めて?
姿なき父との対話?
心の平安?)

お彼岸は昼間と夜の時間がちょうど半分はんぶんになる。
あの世とこの世を隔てている河岸の往き来が通じる日ルンルン
、、、だから、彼岸。

山の高台にある霊園からは、
大河ではなく、大海が望める。
父が好きだったた海。

〈まだまだ、あなたの元には行けません。まだまだ、私にはやること、片付けること、見届けなくてはいけない事があります。それまで、今暫く待ってて下さい。
、、、共に海を望む時迄〉


少し雲がかかっているものの、涼やかな風の抜ける良い天気。

暑さ寒さも彼岸迄。

彼岸を境に、
これから、季節は冬に向かう。