MSIのUEFIでセキュアブートとTPM有効化方法 | メモ帳

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テーマ:

環境

・MSI MPG Z490 GAMING PULS
・Intel Core i5-10500

TPM(Trusted Platform Module[トラステッドプラットフォームモジュール])を有効化方法

(画像の青で囲った箇所をクリック)

MSIのUEFI(Unified Extensible Firmware Interface[統合された拡張ファームウェアインターフェイス])に入ったらF7を押してAdvanced Mode[アドバンストモード]に入る

Advanced ModeのSETTING[設定]を押す

Security[セキュリティ]を押す

Trusted Computing(トラステッドコンピューティング)を押す

Security Device Support[セキュリティデバイスサポート]を押してEnabled[有効]に変更
[HELPの翻訳:セキュリティデバイスのBIOSサポートを有効または無効にします。 OSはセキュリティデバイスを表示しません。 TCGEFIプロトコルとINT1Aインターフェースは使用できなくなります。]

同じ画面内のTPM Device Selection[TPMデバイスの選択]を押してPTT(Platform Trust Technology[プラットフォームトラストテクノロジー])を選択して、TPM2.0を有効にする

[HELPの翻訳:TPMデバイスを選択します:PTTまたはdTPM。PTT - SkuMgrでPTTを有効にします。dTPM 1.2 - SkuMgrでPTTを無効にします。警告!  PTT/dTPMは無効になり、そこに保存されているすべてのデータは失われます。]

 

続いてセキュアブート有効化方法

Setting画面の拡張項目を押す

BIOS CSM(Compatibility Supported Module[互換性サポートモジュール])/UEFI Modeを押してUEFIに変更

[HELPの翻訳:オンボードグラフィックスVBIOSはCSMモードではサポートされていません。 BIOSの"BIOS CSM/UEFIモード"設定が"UEFI"に変更されます]

Setting画面に戻り、Securityを押す

Secure Boot[セキュアブート]を押す

Enroll all Factory Default keys[すべての工場出荷時のデフォルトキーを登録する]を押す

Secure Bootを押して有効に変更してセキュアブートを有効にする

[HELPの翻訳:セキュアブート機能は、プラットフォームキー(PK)が登録され、それに応じて実行されている場合にのみ有効にできます。]



Windows上で現在のTPM2.0とセキュアブートの状況確認方法
スタートメニューを右クリックして、ファイル名を指定して実行を選択

名前の項目に、 tpm.msc と msinfo32.exe をそれぞれ入れてOKを選択。

TPM2.0が有効になっている場合は、tpm.mscの画面内の、ローカルコンピューター上のTPM管理 TPM製造元情報 内の仕様バージョン: 2.0 となっていればOK

セキュアブートが有効になっている場合は、msinfo32.exeの画面内のシステム要約タブ セキュアブートの状態の項目が有効になっていればOK 



追記
MSI公式にて、TPM有効化の方法の記事がありましたので以下にリンクを載せておく


https://jp.msi.com/blog/How-to-Enable-TPM-on-MSI-Motherboards-Featuring-TPM-2-0