うつし世とは、現世✍️の大和ことば。浮世を、憂き世とも、古人は呼んだ。写し鏡の、うつし、憂いの、うし。古人は現実世界を、魂の夢😴魂の投影と、とらえていたのかもしれない。


人として生きる苦しみを、華やかな💐平安絵巻に綴った名作が、源氏物語である。夢は現世か?現世は夢か?うつし世、浮世が、単なる夢ではないと、誰が証明できうるのか、、

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夢の中で、披露宴と初夜を、終えた兄と妹。


江氏の一員になった証として。初夜を明けると、夫自ら🟣紫色の髪の結い紐を、妻の黒髪に結ぶ。晴れて、兄と👸養女の妹は、夫婦となった。

鏡の前で、微笑む二人。何か、🔥緋色から、紫にかえると。妻は一段と大人びて、見える。


🟣紫は邪を払うともされ、最高位の色とされた。ラベンダー🪻色の、衣装も用意されている。今朝は特別な朝☀️💋軽く妻に口づける夫💏

侍女の代わりに、夫である第一王子🤴が、着付けを手伝った。実に優しい夫である。

ウェイインは、中原一良い⭕️夫を得た。


宝飾品を身につけて、得意げに、妻はくるりと回ってみせた。腕輪の🌸桜色と、淡い色彩の衣装が調和している。春風のような、清らかさ、爽やかさ。名前にちなんで、桜色の玉にしたが。


評判の美少女。紅梅の如き乙女♍️だった妻は。

今朝は、春の盛りに咲く桜のような、慎ましさ。桜の香りまで、漂うような上品さである。

春生まれなので、ウェイインは、🌸父が魏嬰と名づけた。木🌲鬼👹女。魏とは、ありふれた苗字だが。桜と鬼女👩まさに、女傑の妻そのものだ。


前世からの縁か、まもなく第一王子。次に第一王女と、誕生した🐣女性に王位継承権が存在した、白竜族への留学で。二人は女性、母を敬い。他部族よりも、娘の誕生を、夫妻で喜んだ。


祝いの式典は、三日ずつ行い。長男、長女は、同じ扱いとした。乱世にならなければ、騎馬隊の指揮は、族長には必要ない。ならば、平安な世が続けば、江氏も白竜族同様🐉女族長を、立てても良い⭕️そう、王子が口にするほどだった。


頼もしい夫🦾実に母に似て。愛くるしい瞳の子どもたち。父が王子を、高い位置に抱っこして、クルクルまわると。無邪気に、赤子は笑い声をあげた。ウェイインが、乳母の授乳後。我が娘を受け取って、庭の椅子で、ゆっくりあやしている。


年子で慌ただしい出産🤰であったが。男女の孫の誕生に。性格が穏やかな、族長夫妻が喜んだのは、いうまでもない。毎日でも会いたいと😆

まるで、息子とウェイインが、小さくなって帰ってきたようだ😃😃にぎやかでよいなぁ。家族👪は笑いに包まれた。