戦争に敗れたランジャン姫が。温氏の宗主に。純潔を奪われたあげく、はらまされて産んだ。ウェイリュー🐉王子🤴は、唯一の温氏の生き残り。そして、白竜族の王位継承権を持つ。外見は母に似て、氷の🧊ごとき美童。


温氏の亡き姫君にも、似ている。小動物が好きな❤️ウェイインの影響で、ウサギ🐇🐰と遊ぶのが好きだった。今は男だが、👗綺麗なお姫様になって、父と将来は、結婚するのだという。

リューが興味を持ったのは、医学である。


ウェイリューは、昔、女の子だったらしい。おおきな男の人を怖がった。ウェイイン以外の、若い殿方には、近寄らない。不思議な子どもだった。

お父さん👨の後ろに隠れて、客人を笑わせた。


夢の中で、高い崖から、兵士に蹴落とされる最期を。何度も見たからだ。🩸血まみれで、倒れた自分は若い娘。起きろと、兵士に鞭打たれる。

動かなくなると、鎖からはずされ。崖下に、ほぼ全裸で、けおとされた。姫様‼️人々の嘆く声😭


温氏の姫君は転生し、ランジャン姫の息子となった。早くから、聡明で、神童と呼ばれた。薬草🌿を集めては。体の弱い母が、帰った時用に、乾燥させていた。器に薬草🌿が満杯になった時、事件は起こった。外出先で、父👨のウェイインが、崖下へ、子の面前で投身自殺したのだ。


集落に衝撃が走った。酒浸りのウェイインは、孤独に耐えられず。四歳の愛児を残して、他界した。清流に身を投げたせいで、遺体も見つからない。医師は、その話をきくなり、走って崖下に目をやった。もはや、激流にのまれ、美青年の姿はなかった。


仲のいい夫婦だったから、耐えられなかったか。医師は嘆いたが、ウェイリューに対して、養子になるかと尋ねた。薬草🌿集めが好きな、リューは医師の養子となり。医学を学んだ。


両親が王族のリューは、神童であった。田舎の診療所🏥には惜しい。娘に、自殺で先立たれた医師は、忌まわしい記憶のある郷里を後にした。

ウェイリューの姿も、村から消えた。


母の残した、白竜族の王家の💦水色の衣装。そして、無くすといけないからと、母が家に置いていた。ウェイインの手作りの、🩵水色のアクアマリンの腕飾り。二つは、手荷物にいれていった。