京都の岩清水八幡宮で、紫式部の夫の、直筆書簡が公開中である。藤原宣孝、筑前守。箱崎宮の依頼により、太宰府政庁が。役人による太宰府の土地調査を中止させる、という内容だ。


どうやらプレイボーイだった夫は、現地妻は博多湾周辺か、太宰府の官舎においていたようだ。紫式部との間にも、娘が一人いるのみである。

太宰府の現地妻には、子がなかったようにみえる。京都まで、財産を奪いに来ないところをみると、よほど身分をわきまえた女性だったようだ。


陳情令の中でも、山河令でも。側室といえば、顔をつぶされた後、裸で首都までさらしものに。または、正妻の部下によって頬に傷をつけられ、常にベールで顔を覆っているか。

女性の嫉妬は凄まじいのだ。


紫式部が一貫して、筑紫の国の青年を、善人として描いているのは。側室が慎ましい婦人であったせいだろう。正妻として、確か27の時に、嫁いだはずだ。側室に悩まされることもなく。父同様、浮気する夫を。男の常と、見送ったことだろう。


石山寺に、導かれるように、🍁紅葉狩りに訪れた。私も紫式部同様、子育てが終わり。夫と籍を抜いた後だった。結婚、育児は幸せなものだと、夢見ていた。学生時代の自分ではない。


夕暮れ時に、鐘が響く。紫式部が、歓迎してくれているかのようだ。わざわざ筑紫の国から、来てくれてありがとう😊女人の人生は、決して苦しみばかりではなく。紅葉の時期、中年以降も、彩り豊かなものだ。そう、彼女が自らの人生で、証明してくれたような気がした。


月の世界には、🌎天上界が存在し。不老長寿の美しい天人が住むという。実は、陳情令も、主人公二人は、天上界を追放された。月が輝くように美しいランジャン。あざなは、光含君グヮンゴンチュン。光る君。彼が主人公である。