地籍調査とドローン測量との整合性 | 土地家屋調査士&ドローン測量Sta

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ドローン測量を取り入れた土地家屋調査士の開業ブログ

先日調査した地籍調査済の土地のドローン測量との整合性の結果です。


①法務省から登記所備付地図の電子データをダウンロードします。XMLフォーマットだから加工が自由で、座標データはSIMAで、地図データはDXFでダウンロードでき、しかも無料です! 

これは、SIMAデータをCADに出力したところです。


世界座標付のドローン測量データを読み込みます。

地図データの世界座標とドローン測量の世界座標が、瞬間で重なりました。


③ズームしてみると


これなら、まあまあの結果ですかね。


違う場所でしたが、スタティック測量で基準点を設置して、それを元にトータルステーションで測量した結果と、ドローン測量の結果は次の写真の通りピッタリ重なりました。(↓)

やはり衛星から得たデータ同士の方が相性は良いという結果になりますね。


あと地殻変動とともに世界座標は多少ズレるから、地籍調査時期と今とのズレは、許容範囲なのかな⁈