児童との遣り取りのこと。

 来週、2学期の返却完了日となる。 
いつも遅延が多い5年生には
「来週は忘れず返却日守ってね。」と確かに念押ししましたよ私。
 でもさ、まだ1週間あるからもう1回借りて、読む時間があるの。

 督促連絡を見て今日来館した5年A組のSさんが
「今日借りないと駄目なの?返して終わって良いの?」と。
 ちょうどこの時、図書当番が居なくてカウンターに掛かりっきりだったパニクってた私。
…え、来週返してくれれば良いからもう1回借りればいいのに。 と言っても
面倒だから。ねえ、借りなくて良い?
…そんな許可、私は出来ない。自分で判断してください。 
としたら、返すだけで帰って行ったようだった。

 そのあと、このSさんの同級生が連鎖、立て続けに6人程、自己返却完了してた。

 それらの子が言うには「返すのが面倒」「家に本有ります」だと。
 そっか、読書は面倒なんだ。
図書室で借りた本を返すことすら面倒なんだ。まだたった11才なんに。
校内の部屋に週1回繰ることすら面倒だなんて。あと残りの70年どうなってくのか?と将来が不安。

 そして今までの学校に5年間勤めてて。
なんも伝わらなかった。ただ面倒の一言。
 なんか力不足を感じた。

…とっても…疲れた(T^T)