先週土曜日(7/4)は、中3保護者対象の進学説明会を開催いたしました。

この時期、毎年恒例の会なのですが、今年はコロナ禍の中での開催。
様々な思いがよぎり、忘れられない特別な会になった気がします。

東京都を中心に、コロナの感染者が再び増えだしている現状。
オンラインでの開催も考えましたが…、今年ならではの状況や心構えを、どうしても生で伝えたい思いが募り、万全の感染防止対策を取ったうえで、教室での開催を選びました。

 

保護者の方々も多くがご参加くださり、気持ちが共有できたことをうれしく思います。
どうもありがとうございました!

会の中で、例年の説明以外に特に強調したのは、以下の2点でした。

1つは、今年の受験ロードは「何が起こるかわからない」こと。
「入試が行われない」なんてことはたぶんないと思いますが…、それとて、その時の状況次第ではどうなるかわかりません。

いろいろと想定をして、万全を期すのはもちろんですが、それでも想定外のことが起こったとき、どれだけ冷静に対応できるか、が大きなポイントになります。
「想定外のことが起きる」ことを既定事項として日々過ごせば、何が起きてもかなりショックを減らせると思います。

もう1つは、「メンタルのケアをいつも以上に」ということ。
大人ですら、自粛生活の中で心のバランスを崩している人が少なくありません。
受験生は、いやでも受験が近づけば気持ち的に追い込まれます。
今年の受験は特に。
それと、コロナ禍での不安が相まって、大きくメンタルを傷つけられるかもしれません。
つまり、学力以外のことで勝負が決まる可能性が、いつも以上に高まるということです。

メンタル的なダメージから、やる気が出ない生徒さんもいらっしゃるでしょう。
そんな生徒さんに適切な励ましを入れたり、過剰に不安ななっている生徒さんに過度なプレッシャーを与えないようにしたり…。
親や教師など、周りの大人の役割が例年以上に大きくなるはずです。
逆に、そんな不安を安心に変えてやれれば、本当に思い出深い「いい受験」ができるのではないでしょうか。

我々にとっても、強く印象に残る受験イヤーになることでしょう。
メンタルのケアは、優伸スクールの得意とするところですので、いつも以上に出番が多くなるものと自覚しております。

とりあえずは、毎日、笑顔で生徒さんたちを迎えてあげたいと思います。