早いもので、今年ももう師走・・・。
今年もまた「冬期講習」が近づいてきました。
創立して、最初の授業が冬期講習でしたから、私にはこの講習は格別の思いがあります。
今回が優伸をつくって16回目の冬期講習。
毎年、必ずあの当時のことを思い出しますが、今年は初心に帰って、本当に大切なことに目を
向けられる講習にしたいと思っています。
この「初心に帰る」というのは、とても深い、素敵な言葉です。
人間だれしも何かを始めるときは、それなりの強い思いを抱いているものです。
しかし、「飽き」や「諦め」というマイナスの気持ちが入りこみ、時間とともにその思いは薄
れていく。
これも、人間であれば(残念ながら)仕方のないことです。
つまり、多くの場合、物事の1番最初が最も強い気持ち、崇高な理念・理想を持っているわけ
です。
これが「初心」です。
区切り区切りでそれを思い出し、新たな気持ちで目標に向かうことは、とても意味のあること
ではないでしょうか。
生徒たちも、塾に通い始めたとき、行きたい学校を最初に志したとき、きっととても前向き
な、希望に満ちた思いがあったはずです。
この冬期講習は、生徒たちとも「初心」を共有する講習にしたいと思っています。