最近、めっきり肌寒い日が増えて「秋」の到来を感じます。
なんだかんだで今年もあと2か月。
「冬」もすぐそこなんですね。
ところで、「秋(あき)」の語源ってご存じですか?
いくつか説があるようですが…。
①「赤(あか)」説
これは有名ですね。
秋といえば紅葉の季節。
草木が赤く色づいたり、また果物が熟して赤らんだり。
②「明らか」説
もともと「明らか」は、「光が満ちて明るい」状態を表す言葉でした。
そこから「広く開けている」という意味ができて・・・。
空が明るく開けた状態になる日が多いこの季節を「あき」というようになったとのこと。
そもそも、「赤」は「明るい」と語源が同じらしいので、①②はもとを辿れば同じことなのかも。
③「飽く(あく)」説
今では「飽きる」という言葉になっていて、マイナスの意味で使われますが、もともとは「満足する」という意味の言葉です。
秋は収穫の季節で、食べ物が「満足するほど」とれることから、「あく」の名詞形「あき」という名になった、という話。
どれが本当なのか、また別の説があるのかわかりませんが、語源を楽しむことで言葉は豊かになります。
秋の夜長、今年は何をして過ごしましょう。