実は、私、子どもの頃から乗り物酔いがひどいのです。
まあ、大人になって、だいぶましにはなったと思うのですが。
子どもの頃は、学校で「バスで遠足」などというのは恐怖でしたねえ。
小6の日光修学旅行での「いろは坂」などはもう地獄のよう。
よく覚えているのは、小5?の頃に箱根かどこかに遠足に行ったときのこと。
その時の観光バスのガイドさんが、「このバスは今までに1人も乗り物酔いした人がいないんですよ」などという話をしてくれたのです。
おそらくガイドさんとしては、酔いやすい子に「酔わない暗示」をかけてくれようとしたのでしょう。
しかし、その暗示もむなしく、私は思いっきり酔ってしまいました。
今にも吐きそうなほど気分が悪かったのですが、「1人も酔っていない」という言葉が逆にプレッシャーになり、言い出せなくなってしまいまして。
そして、事態は最悪の結末に。
座席でそのままゲー…!
き、きたない話ですみません。
ついでに、一つ恥ずかしい告白を。
私、子どもの頃は、「夢多き少年」でして。
例えば、「パイロット」になること。
これは、小4の頃、視力が急激に落ちて断念しました。
その夢の一つが、「海賊」になることでした。
子どもの頃にやっていたアニメに憧れたのですね(もちろん「ワンピース」とかじゃないですよ)。
しかし、これをあきらめたのが、乗り物酔いがひどいから、という理由だったのです。
これを克服していれば、今頃、世界の海を股にかける有名な海賊になっていたかもしれませんねえ(笑)。