自転車に乗っていると、気づかされることがいくつかあります。
今日は、その中の1つを。
今、駅から自宅までは、自転車で15分ぐらいの道のりなのですが、道はほぼ平坦です。
でも、これは実は迂回路みたいな感じで、なるべく帰り道を直線に近づけようとするなら、急坂を越えなければなりません。
まあ、迂回路でも、ほとんどの人は平坦な道を選びます。
おそらく、時間的もそちらの方が早く着くと思います。
そもそも、「迂回路」とは書きましたが、こちらが車もよく通るメインストリート。
坂道の方は、ほとんど車も通らない細い道ですから。
自分も、ほとんどの場合、平坦な道を通って帰ります。
しかし、どうしても坂道の方を通りたくなる時があるのです。
月に2~3度ぐらいでしょうか。
坂道の方は、実は、普通の坂道ではないのです。
初めて見るとちょっと驚くような、かなりの急斜面を、しばらく登らなければなりません。
ハッキリ言って、道半ば、というかほとんど登り始めの部分で、自分は自転車を降ります(笑)。
いや、本当に急斜面なんですよ。
実際、押して歩いても、結構きつい。
登り切り頃には、いつもフラフラです。
しかし、これが不思議なことに、平坦な道を帰るより、ずっとずっと楽しいんです!
そして、もう1つうれしいのが、その後の下り坂。
上り坂を登った後の、下り坂の爽快感は何物にも代えがたいものがあります。
これ、人生もまったく同じですよね。
やはり自分は、平坦な楽な道より、苦しくても楽しい道を行きたいと思います。
今までも、そしてこれからも。
あれ?
ちょっとカッコつけすぎました(笑)?