![高等遊心](https://stat.ameba.jp/user_images/20090527/00/yushin-blog/69/e8/j/t02200293_0480064010187023087.jpg?caw=800)
こちらは、花菖蒲。5月の節句に好んで生けられますが、旬はこれからの六月です。
ぽってりしていて可愛らしい花です。
品種も多く、これから各地の菖蒲園で楽しめると思います。
菖蒲湯や菖蒲酒に使われる菖蒲(しょうぶ)と花菖蒲は、根本的に違う植物です。
花菖蒲は、杜若と同じアヤメ科。菖蒲は、サトイモ科になります。
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これが菖蒲の花になります。全然違うでしょ♪葉はとても似ています。
さて、お生花でいける花菖蒲はこんな感じになります。
![高等遊心](https://stat.ameba.jp/user_images/20090527/00/yushin-blog/65/45/j/t02200293_0480064010187023045.jpg?caw=800)
花だけ見ると杜若の方が男らしいですが、
生花の作品にすると花菖蒲はかなり男性的な作品になります。
![高等遊心](https://stat.ameba.jp/user_images/20090527/00/yushin-blog/d6/6e/j/t02200293_0480064010187023306.jpg?caw=800)
そして、花が咲くとまたひと味違った雰囲気に♪
![高等遊心](https://stat.ameba.jp/user_images/20090430/09/yushin-blog/f8/65/j/t02200293_0480064010173267399.jpg?caw=800)
↑これが杜若の生花です。
同じアヤメ科の植物。そして同じお生花。
お生花は基本的に枝だものであれ、草ものであれ同じ形を形成させるんですが、
素材によってここまで雰囲気やデザインが変わってきます。
素材ごとに素材を生かしたデザインというのが、
いけばなの醍醐味の一つとも言えると思います。