高等遊心
5月17日(日)18日(月)に開催された第93回流祖奉献全国挿花大会。
年に一度、全国から各支部、門人総出で家元仁和寺を華で彩る展覧会が無事
終了致しました。

高等遊心

初日はあいにくの雨。若干例年よりも少なかったとは言え、
大変多くの方が来場して下さいました♪
200点以上の作品が大きな仁和寺御殿に所狭しと飾られます。

高等遊心

これは、支部の作品。各支部の作品は、仁和寺のお庭にも飾られます。
大きな作品が多く見応えもばっちりです♪

高等遊心

二日目は、晴天に♪
宸殿から眺めるお庭は最高で、拝観者の皆さんは廊下に座りゆったりお庭を
眺めている方も多いです♪私もこの景色を見ながらぼーっとするのが大好きです。
庭の後ろに見えるのは、今でも皇族系、国賓級の方が来訪される時のみ使用される
お茶室『飛濤亭』と五重塔。五重塔は京都に3つありそのうちの一つになります♪
仁和寺の五重塔はあまりメジャーでないのが残念(汗)

高等遊心

御室流で特に大事にしているのがお生花です。華展の時はどどどと飾られているので
あまりありがたみを感じられませんが、床の間や玄関に飾るとやはり迫力があります♪

高等遊心

高等遊心
↑これが、今回の私の作品です。
今回は、盛り花(剣山と水盤を使用)を担当させて頂きました。
花材は、枝ものがムシカリ、そして雪持草とささ百合です。

高等遊心

これが雪持草のアップ。私の大好きな花です。
茶花としても使われます。なかなか手に入りづらい花で山を歩いていた時に
偶然出会いその時から一目惚れして、是非一度生けてみたいと思っておりました。

これは、若い雪持ち草になります。
もう少し育つと中心の弁の所が白いお餅のように膨らんできます。
花も茶紫色になりより色気が出てきます。



今回も私の知人、友人の方々が仁和寺まで足を運んで下さいました。
毎年見に来て下さる方、仕事でお世話になっている方、久しぶりの再会
京都で去年からはじめた教室の生徒さん、
一度しかお会いしていないのにわざわざ足を運んで下さった方、
どれも大変嬉しかったです♪
改めて感謝♪本当にありがとうございました^^