よく死に至る前の人が身の回りを整理すると聞きます。今回入院する前に、僕も実家を整理や掃除していました。
大掃除をここ数年大してしていなく、お正月は京都で過ごすのが分かっていたことと、入院から戻ってきた時はスッキリ片付いた空間にいたいと思ったのが整理を始めた理由です。
僕が整理しているのを見て不安になった叔父が「やり残したことがなくちゃ駄目だぞ」と言ってきました。正直苦笑でしたが、叔父の心配している心が伝わって来ましたし、僕も入院中に万が一のことが起きて戻れなくなったら勘弁と思い、ある程度の所で留めておきました。

さて、今回この病気になって分かったことがあります。死に近づいた人が身の回りを整理する理由です。
恐らく心地よい、雰囲気の良い空間にいたかったのだと思います。そういう場所からは元気を貰えますから。
今回の病気は、疲れやストレスを感じると痛みだしました。よって出来るだけ、ストレスを感じないような生活を心がけていました。元気な時、普段は意識しませんが、どうしても物が多い、ごちゃごちゃしている部屋はストレスを感じます。逆に物が必要最低限の部屋は心地よく、元気を貰える感じがします。
つづく