東京に戻ったら行きたくなる店。蕎麦屋川むら。
ここの蕎麦を食べて、それまでの蕎麦の価値観が変わりました♪
友人が谷中に遊びにくると大抵このお店に連れて行きます♪
今宵は、私のオリジナル定番お勧めコースを食しました♪


まず一皿目^^鴨のたたき。
川むらは蕎麦もおいしいことはもちろん、谷中の住人達には酒の肴つまみが
とっても美味しいということでも有名です♪
夜になると、昼のメニューの他にお造りをはじめとする肴のおしながきも登場します。

肴が美味しいことを証明するびっくりしたエピソードがあります。
以前、夜にぶらりと通るとサラリーマンの方が貸し切りにしていたんですよw
お蕎麦屋さんの貸し切りってはじめて見ました。
お酒の種類も豊富で、それだけ酒の肴も美味い証拠かなと思います♪

私の一押しは何と言ってもこの鴨のたたき♪ポン酢、
小ネギ、もみじおろしで食します♪
程よく油がのっていて、とってもジューシー。
日本酒ととっても相性が抜群です。
左側に写っているのは、大吟醸生酒の喜楽長。
滋賀のお酒で酒蔵から直送とのこと。



二皿目^^生青のりのだし巻き卵。口に入れた瞬間、
生青のりの磯野香がフワっと広がります♪
川むらには、だし巻き卵は三種類。
「蕎麦屋さんのだし巻き卵」「青唐辛子のだし巻き卵」
そしてこの「生青のりのだし巻き卵」です♪
一番はじめからメニューとして存在していたのは、
実はこの「生青のりのだし巻き卵」
以外にもシンプルな「蕎麦屋さんのだし巻き卵」は一番最後に出来ました。
このお店の常連さんでつうな方は、ぬる燗におしんこ(これまた美味い♪)なんて
頼み方もしています♪
その他にも旬の天ぷらやかき揚げなどもとっても美味しいです♪



さて、いよいよメインディッシュのお蕎麦です♪
いつもは、「もり」か「おおもり」を頼むんですが、
今日はあえってblogのために、「鴨せいろ」♪
冷たいお蕎麦をたっぷり鴨が入った熱いタレにつけて食します。
せいろのざるが少し見えているのは、出て来た瞬間に写メを
撮り忘れて一口フライングしてしまったからです(笑)

京都や浜松では、あんまり鴨せいろを見かけないんですが、
東京では、定番メニュー。私はここの鴨せいろがとっても好きです。
写真をご覧になると分かると思いますが、ここの麺は細打ち。
そうめんと間違えるぐらい細いです。
細いのにとってもこしがあり、もり蕎麦でタレを少しだけつけてツルルと
食べると口の中に蕎麦の香りがふわっと広がります♪
まさに風味を味わう感じです。
以前友人を連れて行った時に「蕎麦が初めて美味しいって思いました。
何か、和菓子を食べているみたいです。」と♪

鴨せいろの場合は、たっぷり熱々のつけ汁に蕎麦をつけます。
鴨のダシがよく出ている汁はほんのり甘くて美味しいです♪
ゆずやネギも入っていてこれまた風味も楽しめます♪

風味を楽しむって和食の醍醐味のような気がします。
ふんわりと香る味は、何とも幸せな気分にさせてくれるんですよね♪

東京にいる時は、暇を見つけて蕎麦屋巡りをしたいと思う次第です。
(パソコンの方は写真は是非クリックして拡大して見て下さい♪)
御馳走様でした♪