僕が隔週で講師を勤めている鎌ケ谷大仏にあるカルチャースクール。
自分史の製作法を教えています。受講生さんのほとんどは高齢者さんです。

自分史製作によって、文章上達とボケ防止もできるというのが”売り”なのですが、なかなかうまくいきません。毎回「昨夜は何を食べましたか?」と聞きます。自分史とは記憶を蘇らせて記録していく作業ですから、記憶力を高めるというか記憶を蘇らせる力を高めようとしているのですね。

受講生さんの一人が日曜日に弁当持参でスケッチ旅行をしたと言うので「それではその弁当の内容を紙に描いてみてください」と言ったら、サラサラと書き出したのですね。写真はその様子です。

受講生さんの画力も素晴らしいですが、興味のあることから記憶を蘇らせるということは非常に有効なんだということがよくわかりました。