昨日、早く寝なきゃならないのにホラー映画「キャビン」を観ちゃった。

全編が過去の有名ホラー映画への憧憬に満ち溢れていて、わかる人にはわかるのですが、ホラーに縁のない方は面白さが伝わらないかもしれません。

若い男女が山奥の廃屋同然の山小屋にやって来ます。この山小屋はサム・ライミの「死霊のはらわた」と同じような形状をしています・・・否、同じと言っても構いません。その夜、森の中からゾンビ家族がやってきて若者たちを殺していきます。

殺された者の血は、人型をした雨どいみたいな筋を通って地下に流れていきます。一人、二人、三人・・・と殺されていくんですが、どうも山小屋にも周囲の環境にも不可解な点があるんです。

ようやく車で脱出を図ろうとするとバイクは見えない壁に衝突して空中爆発。ここで、はっきりと何者かによって”機械的”な罠が仕掛けられていることが判明します。

この地域の地下には彼らを監視しながら”化け物倉庫”から化け物を出して獲物を殺すゲーム?をしている科学者のような集団がいるんですね。

彼らの目的はいったい何なのでしょうか?

化け物倉庫にいる化け物たちが凄いです。ホラー映画のヒーロー?たちが(オリジナル通りではありませんw)が勢ぞろいしています。

映画中に日本の化け物も、日本で現れて少女たちに封印されているのを見て、科学者たちが「日本は駄目だ、やっぱりアメリカが最高だ」なんてぬかして・・・結局は化け物たちに殺されちゃうのです。

一番面白いのは最後に現れるベテラン女優さんです。あまりにも唐突な出現なので大笑いしながら一気に観ちゃったのでした。