この間、アンケート調査をされたフジテレビの報道番組を見た。意識的に公明党が与党のブレーキ役になっているか? と、都知事には誰がいいか? という項目が削除されていた。都知事はともかく、公明党項目に関しては圧力を感じる。

感情的にモノを言い、一見バカに見える(彼の歴史観をみると金に動かされない正直者のようであり、バカではない)西尾幹二さんは、日本人は悪人でも神になるという宗教思想で死人を丁寧に扱ってきたが、中国人は死体を切り刻んだりする野蛮な国だと言っていた。この人は新しい歴史教科書を作った一人であり、歴史家でもあるはずなのに意識的に(だろうと思う)日本の歴史をその大陸文化を受け継いだ渡来系の集合体である我が国でも極めて残虐なる方法で死体を晒したり損傷させたりしている事をスルーしている。

僕の乏しい知識の中でも天皇家やその周辺の権力者による残虐事件があり、桓武天皇治世の長岡京遷都時に藤原種継暗殺事件の首謀者として暗殺事件直前に死んだ大伴家持の墓を暴いて死体を損傷させているし、少なくとも江戸時代までは残酷なる方法での公開処刑を行い、晒し首にまでしている。「それは違う、現代の話をしているのだ」という事であっても、共産主義国家として閉ざされた文化思想思考嗜好が徐々に氷解しつつある…少なくとも50年(もっとかな?)は遅れている(ネット文化だけは進んでいる)国と比較しても仕方がないと思うのであった。

面白いのは、西尾さんは参拝意見が割れているアンケート調査はテレビ局が意識的に作った感があり、納得できない、インターネット調査を見れば、靖国神社参拝賛成派が多く、ネットが全てあるという意味の事を言っていたが、いずれのメディアも金や権力に弱いから賛成派を盛るということはするだろう(メディアは左翼だという短絡的な意見もあるが、金でいずれにでも動くメディアが左翼であるはずがない)から、それは間違っていると思うし、ネットこそ数字を盛ったりプロヴァガンダに使用されやすいから信用はできない。

結局は信じられるのは自分しかない、人の意見に左右されないぞという意思を持つってことを忘れないようにしたい。私は右も左も日和見も嫌いです。