ムカムカパラダイス | 猫太郎のブログ

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湾岸ミッドナイト6大好きオッサン

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1993年の作品。もう、何か不幸としか言い様のない作品だった。てか、まあ、自業自得というか(笑)。

憶えている人も少ないと思うけど、恐竜物語REXという映画があった。
設定はこれのモロパクリである。後は当時の流行りモノを適当に詰め込んだだけというか。
ジュリアナとか。
きんさんぎんさんとか。
あと、ちょっと古いけどバックトゥザフューチャーも入ってた。

件のREXは角川映画であるが、社長逮捕のせいという事もあり上映中止の憂目もあって、REXの評判は悪かった。末期はもうぜんぜん客も入ってなかったらしい。

これにはどうもスタッフも慌てたらしく、ムカムカパラダイスもとつぜんの路線変更をした。
メインキャラだけ急に恐竜の島に連れて行かれるというすごい変更だ。それまでは普通に学校の話とかお祭りの話とかやってたのに(笑)。
岩石超人みたいのやら、半魚人やら、出てくるキャラももうメチャクチャだった。
家も3件だけこの島に飛んできていたけど、最初の頃は何故か電気も水道もガスも普通に使っていたよ。これのどこがサバイバルなんだー!てか・・・どこから供給されてるんだよ。
まあ、水道は水源地からひいてるって話がいきなり出てきた(しかしどうやってパイプを引いたかの説明ができていない)が、電気とか、中身が一向に減らない初葉の家の冷蔵庫とかの根本的な謎はそのままだった(笑)。路線変更に手一杯で、整合性は考えるヒマ無かったんだろうなあ。
ちなみに、恐竜ばかりの島ではあったけど、タイムスリップとは断言してなかった。まあ、恐竜ったって人間の言葉をしゃべっていたしなあ。これは恐らく、例によって・・・適当なんだろう(笑)。

最終回。まあ、普通に皆帰ってこれた。思ったとおりの最終回である。ずっといがみ合っていた初葉と蘭華が笑顔で会話してるなどのちょっとした変化があって(でも最後も意地の張り合いはしていた)まあ、それなりにいい最終回ではあったが・・・製作現場もご苦労さん。
まあ、その後半のおかげで妙な作品になってしまったが。それも、まあ、いいのかね。

このセルは恐竜島編の一枚。基本的にこの3人で探索する話ばかりだったような気がする。