全国書画展覧会は、全国から15万点以上の応募がある全国的にも大きな展覧会です。
広島県安芸郡熊野町の古い小さな戸建の公民館に事務局はあります。熊野町は、住民の殆どが筆と何らかの関わりを持っているという筆の街です。なでしこジャパンで有名になった化粧筆も作っています。
展覧会も長い歴史がありますが、いち早くwebを使った展覧会を始めたのが熊野町です。
〈いいところ〉
まず、ありがちな、内申がないところです。
たくさんの書道の先生が1次審査を1枚1枚やっていることです。
子どもたちには、申し訳けないけれど、殆どの書道展は、提出の時にもうふるいにかけられているということです。提出する先生の意向が関わっているのと、書道展主催者側も何人出せば何パーセントが金賞とか、決めているところも多いです。
まあ、若干は熊野町の子どもに鼻を持たせているところはあります。
〈残念なところ〉
表彰式は、全国からたくさんの子どもたちが集まるのですが、表彰式だけっていうことです。周りは筆作りをする民家しかありません。
もっというなら、筆の作業場や、お店は休日だからお休みです。
実は熊野町は、「筆まつり」というのを、やっています。表彰式から、1か月後くらいです。それと一緒にすればいいのにと思います。
せっかく広島市の宿泊や、広島市から熊野町までのバスも用意しているのだから(自費です)、もっと、街や筆を知って貰ったらいいのにと思います。
さて本題
今年2017年
エントリーが9/5まで(確認してみて ダメな時はまた来年)幼稚園から中学生までです。
作品必着9/30
筆はしっかりおろして、太いところと細いところの強弱をつけて、伸び伸びと書いた基本に忠実な字が好みです。