行政書士の乗越です。
行政書士試験お疲れさまでした。
皆様の一年間の頑張りが十分発揮できたのではないでしょうか?
会場に足を運んで無事、全うできた方
本当にお疲れさまでした。
僕は再三「会場に行かなければ合格もくそもない」と言ってきた人間なので皆様の3時間の奮闘に思いを馳せ、1月の合格発表を楽しみにしています。
様々な事情で試験を見送った方
今日という日をどのような気持ちで迎えたのか、僕の中でどれだけ考えても形容しがたいです。
それぞれが何らかのハンデや与えられた環境の中で必死で努力を続けています。
その結果を発揮するタイミングが、今回ではなかっただけで必ずそのタイミングが来ます。
あなたの人知れぬ努力や踏ん張りは、必ず誰かが見ています。
どうかあきらめずに来る試験に備えて、今はゆっくりされてください。
そして行政書士試験に立ち向かう受験生を支えてきた方
皆様の目に見える形、目に見えない部分での”支え”がなければ受験生が試験を完遂することはできなかったはずです。
受験生本人もそうですが、どうぞご自身の支えを褒めたたえてあげてください。
偉そうなことを書き連ねてきましたが、僕も割と最近(令和4年試験)の合格者です。
受験日当日どんな感じで過ごしていたかを振り返ってみたいと思います。
午前10時ごろ 起床
午前11時ごろ 出発
午後12時半ごろ 到着 諦めムードで会場入り(落ちると思っていたので参考書などは持ってこず)
会場前で配っているチラシを見て「なんやこれ」と知識の漏れに戦々恐々する
午後13時 試験開始 問題集を開いて「なんやこれ」となる
ただやっていくと「あら、こいつ知っとるわ」みたいな問題が割とある
午後14時半ごろ 一通り解き終わるが、1つ1つの肢の自己チョイスが怖くなり再考→書き直す
(なお、書き直した後の解答が全部間違ってて、書き直す前が正解だった)
午後15時ごろ 記述の解答が怖くなり再考→書き直す
(なお、書き直した後の解答で50点を獲得する)
午後16時 試験終了
放心 「落ちた」と思いながら駅に向かい、あまりの精神的ダメージに電車の方向を間違え博多方面へ
午後17時 気を取り直してマックに行ってサムライマックを平らげ、ポケモンセンターへ行く
解答速報が気になって、予備校のサイトを検索してはソワソワし、Twitterでみんなの出来を観察
みんな受かったように見えてなんかイライラしてくる
午後18時 博多で放心
午後18時半 寒くなって来たので帰る決意をする
午後19時ごろ 電車で解答速報をみる。記述待ちが確定。1月までソワソワすることが決定。
乗り換えも忘れて、門司港に行きつく
午後20時ごろ 帰宅
みたいな一日でした。
字に起こしてみると、なんと情けないというか、みじめというか、、、、、、
一日の半数を放心で過ごしてますよね。
たぶん出家したら悟りを開けるタイプの人間です。
話は変わりますが、皆さんが、「試験」というひとまずの目標がなくなってしまった今日以降をどのように過ごすのか、個人的にとても興味があります。
次に向けて走り出す人、ひとまず結果待ち!と今まで我慢していた分を発散する人、僕みたいに放心する人(笑)
様々だとは思いますが、それぞれが納得できる過ごし方をしながら合格発表を迎えてくれると嬉しいなと思います。
これ以降は本当に私見なので気を悪くさせるかもしれません。
先に謝っておきますね、ごめんなさい。
人によって考えは様々かと思いますが、僕は「一切は縁によって出会い、縁によって去る」と考えています。
要するにタイミングがあるということです。
僕は令和4年行政書士試験に合格しましたが、縁がなければもしかしたら何回も、何十回も受けていたかもしれません。
「「あら、こいつ知っとるわ」みたいな問題が割とある」と書きましたが、これって縁があったんじゃないかなと個人的には思っています。
「選ばれるべくして行政書士になった」そう思えると自分こともどこか誇らしく感じます。
合格率がいくら10%を超えているとはいえ、立派な難関資格ですから、多年度にわたって挑み続けている受験生も多いのではないでしょうか。
「やっぱ向いてないのかな」とか「また来年か」とか色々と思うかもしれませんが、まずは今日、会場に行って試験を受けた自分を心から認めてほめてあげてください。
本当にすごいことなんですよ。
今回、仮に自己採点で基準点に届かなくても、あなたに実力がないのではなく、その年の行政書士試験と縁がなかっただけ
今回で行政書士試験に区切りをつけるとしても、あなたが行政書士の素養がないわけではないのです。
合格は順番にやってきます。
「次は自分に回ってこい!!!!」という強い意志でやり続ければ必ずあなたに巡ってくるものです。
頑張るあなたをずーっと応援しています!!!!
それから、独学で一発合格って凄そうに聞こえると思いますが、行政書士に登録してしまえばみんな横一列でよーいドンなので
本当に気にしなくていいです。
むしろ合格するまで挑み続ける根性があるので、何回も受けて合格している人のほうが凄いです。
お客さんからも見えないところでわざわざ気に病む必要はありません。
合格して登録した後に、あなたが費やしたお金や時間は必ずあなたの力になってくれます。
こんな感じで偉そうに色々書いてみましたが、言いたいことはこれだけです。
・がんばったあなたは美しい
・あなたが報われるタイミングが必ず来る
・どんな形であれがんばったあなたは美しい(2回目)
皆様本当にお疲れさまでした。
合格発表から20歳5か月での登録まではまた今度お話ししますね。
それからもし暇なら事務所に遊びに来てくださいね(なんもないですけど)
現場からは以上です。
おやすみなさい!
バイバイ
追伸
沢山お問い合わせをいただくのですが「行政書士試験合格者」「行政書士受験生」の採用は当面考えていません。
理由としては、「教えることがないから」です。
僕もそうだったんですが、「法律のこと知ってなきゃ」「実務経験がないとだめだ」みたいな感じありません?
行政書士って、正味、法律の深い部分までの知識なくても、実務経験なくても何とかなります。
というかなんとかしなきゃ資格者じゃないですし、僕自身も未だにわからない業務ばかりです。
何にしても給与をもらってしかも仕事も覚えさせてもらえる環境を前提に仕事を探すのはおそらくお門違いです。
職場は学校ではありません。
偉そうなことをいいましたが、僕も給与をもらって仕事を覚えさせてもらおうみたいなマインドでしたし、2年間は実質的に雇われみたいなもんだったので、そこまで強くは言えません![]()
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なので僕から提案したいのは「雇って教えてもらう」じゃなくて「一緒にやりながら覚える」形のほうがいいのかなと個人的に思っています。
なので開業後に仕事を取ってきたら「おい乗越!これわかるなら一緒に仕事してくれや」って感じで来てください。
喜んで一緒に戦います。
報酬はいりません。僕もしてもらったことなので。
合格者に関しては「開業していいか迷う」とか「とにかく誰かと話したい」みたいな感じの相談ならぜひ事務所に来てください。
何時間でも話し相手にはなりたいと思いますが、突然来られるとふつうに怖いのでアポイントだけお願いしときます(笑)
電話番号等は、HP見てくださいね。





